雪
この辺はそうでもなかったけど
関東あたりは大変だねぇ
っても
全く関東の雰囲気もつかめないので
テキトーなコメントです
いつか
日本の首都ぐらいは
この目に焼き付けてやろう
雪はこのへんは
夜半で上がって
その後はシトシト雨
今日の日中は
煮え切らない降り方の雨だった
そんな中
散髪にいってきまして
さすがに雪で
足元が悪いからか
お客はゲテともう一人だけ
ササッと短くしてもらって
帰宅しました
昼食を摂って
予告通り
映画観てきました
『ペコロスの母に会いに行く』
認知症の母親と
漫画家の息子の物語
長崎が舞台の映画で
実際
主演の岩松了さんは長崎出身
ブリジストンのタイヤカフェのCMで
お客役で出てる
真ん中でカップ持ってる人ね
この方
演劇界の方で
TVドラマなどでは
端役が多いけど
演劇界では
かなりの「大物」
舞台の作演出や映画監督もこなす才人
この岩松さんがハゲ頭ヅラを付けて
漫画家の息子を演じてまして
母親役は
赤木春恵さん
この赤木さんの母親が
かわいらしくてさ
主人を亡くしてから認知症が現れるようになり
徘徊を心配する息子に
「外にでちゃいかんばい」
って言われると
「出ら~ん」
なんていうのだが
朝から夕方まで
駐車場の隅に腰かけて
息子の帰りを待ってるのだ
で
息子にそれを咎められると
「・・・怒っとるん?」
・・・もうかわいいばあちゃんなのだ
振り込め詐欺の電話も
このかーちゃんにかかれば
受話器を取ったことも忘れて
「・・・誰からの電話やったんかいね・・・」
ほんと
深刻な場面のはずが
なーんともほっこりして
ほのぼのしてて
ゲテも
途中何度か声だして笑ったよ
しかし
ストーリーがすすむにつれて
深刻になっていくのだが
途中
竹中直人の登場で
またちょっと明るさが戻ってくる
いやさすが竹中直人さん
この人
シリアス役よりこういうクセ者役が
いいねぇ
ハゲ頭のペコロスさんと
親友役の温水洋一さん
あやしいヅラをかぶって
ひたすらハゲを隠している竹中直人さん演じる「本田さん」
この「薄毛3人」のシーンが秀逸
笑います
長崎が舞台なので
やはり原爆が影をおとしていく
認知症が進行するにつれ
過去の記憶が強くなり
原爆で生き別れた幼馴染の行方が
ストーリーに絡んでゆく
若き日の「みつえ」さんを演じたのが
原田貴和子さん
生き別れた幼馴染を演じたのが
原田知世さん
実の姉妹が共演してます
原田姉妹は長崎出身なので
方言はネイティブなのでバッチリ違和感なし
こういう方言がいい加減だと
がっかりする
ラストはもちろん書きませんが
ちょっとしんみりします
エンドロールで
撮影風景やら
実際のペコロスさんの様子などが
スナップ写真で挿入されています
その最後のスナップ
実際のみつえさんとペコロスさんが
額を合わせている写真が出るのだけど
これが泣かせる
最後の最後
ゲテ
その写真でホロッとしちゃった
「おしまい」
の文字で終わるのも
なんか好きになった
いやー
今年1本目
いい映画を観ました
もしお近くの劇場でリバイバルが
あれば是非
いい映画です
DVDが出れば
ゲテ
絶対買うよ
手元に置いておきたい一本
機会があれば是非
じゃまた