雨
すごいねぇ
夏場は何日も降らなかったのに
ここにきてドーンとまとめて降るなんざ
夏休みの宿題溜めてた子供みたいだな
さて
このところ疲れが溜まってるのか
胃が悪くてさ
ゲテは
糖尿の内科で
潰瘍が見つかってから
胃酸をコントロールするお薬を
処方してもらって
もう3年になるが
ずっと飲んでる
でも
胃が気持ち悪いわぁ
今日は
とりたてて
話題はない
とはいえ
なにか面白いことはないかと
考えて
ちょと前から書こうかと思っていた
お話を書いてみようかと
とはいえ
ゲテがひとりで面白がっている話なので
みなさんは
つまんない話かもしれない
中学2年か3年のころのお話
同級生に
「坂田秋生」(さかたあきお)君
っていう子がいた
いやこの話
実名が出てくるので
それも躊躇していた理由なのだ
しかも
坂田君の話ではなく
当時の担任教師の話だ
坂田秋生
この字の並びを見て
まずパツと目に入ってくるのは
おそらく
「秋」
の字なのではないだろうか
その担任教師もそうだったようで
生徒の出欠を取るときも
坂田君のとろで
必ず
「秋田君」
と言う
坂田を秋田と間違えるのだ
いや
気持ち判らないでもないのだ
なんとなく
なんとなく
間違えるのだ
で
間違えてはいけないという気持ちが
強ければ強いほど余計に間違える
以降
その担任教師
坂田君の名前を呼ぶ時
必ず
「えー」
っていう一言を挟んで
言うのだ
ところが
それでも
「えー」と言いながら
気持ちの中で
間違えてはいけない
間違えてはいけない
間違えてはいけない・・・・
で
「秋田君!」
だって
結局
間違えるのだ
ゲテはもう
おかしくてしょうがなくてさ
「もう、秋田に改名しろよ」
なんてからかっていた
しかし
担任教師も
間違い過ぎる
生徒の名前を
毎回間違えてると
生徒の信用も落ちる
その担任教師の教科が
・・・国語
なのだ
ゲテはおかしくてしょうがないのだが
当の教師にすれば
かなり致命的だ
秋田君
中学以来
会ってないが
どうしてるんだろう
秋田君
あ
坂田君だった
わはっ
まちごーた
じゃまた