夏休みですねぇ
仕事帰り
近所のDVDレンタル店に寄って
借りていたのを返却に
以前から見たかったイラン映画
「別離」
去年の日本映画でベストとされた
「かぞくのくに」
ヘンテコSF作品
「アイアン・スカイ」
の3本を借りていた
「別離」「かぞくのくに」は社会派の
重めの作品
見応えありました
「アイアン・スカイ」は
まーバカバカしい
騒々しいSFアクション
世界大戦後のナチス・ドイツが
宇宙ロケットを開発して月面に逃亡
月の裏側に基地を作って
地球侵略を伺っている・・・という
まぁ
おバカな世界観で
退屈しのぎにゃもってこい
映画も
たまにこういうのも
ないとつまんない
愛すべきバカ映画
好きです
困るのは
まじめくさったバカ映画だ
作り手は
社会問題定義のつもりで
作っているようなのだが
どーでもいい話でさ
映画やエンターティメントに
こういう言い方はいけないのだろうが
「・・・それがどーした」
って思ってしまう
以前から
映画ファンのピグ友さんと
お話しているのだが
このところ
いい映画がない
子供向け
若者向け
の映画ばかりで
大人の鑑賞に堪えるものがない
昨年の邦画でベストに入っている
「桐島、部活やめるってよ」
先日DVD借りて見たのだが
いやー
こまった
これが去年のベストか・・・
確かに
沢山の登場人物が交錯して
複雑に行き交うストーリーを
うまくさばいていくのは
心地よい
が
ストーリーそのものは
高校生達が
がわがままに動き回るだけの話で
おっさんにゃ
どーしようもなく退屈な映画だった
ほんと
日本映画の質が下がってるような気がする
「テルマエ・ロマエ」
なんて映画が
大ヒットするんだから
「終の信託」
も見たが
これもなー
なんだろう
結末がわかってしまう展開だが
引き込まれてしまう
見せ方はうまいなぁ
しかしまぁ
深刻過ぎて
気がめいる展開
重症の喘息患者を
尊厳死させた女医が
殺人で告訴されてしまうストーリー
人の死を
法で決めることの難しさ
がテーマだが
そういうの以前からあったしね
ただ
大沢たかお演じる検察官
これがまー
憎たらしい役でさ
クライマックスで
草刈民代の女医さんを
いやみにネチネチと
後半は畳み掛けるように追い詰めていくのが
いちばんのみどころ
あの
さわやかな大沢さん
悪役いいねぇ
今年のアカデミー作品賞の
「アルゴ」
これは面白かった
いやもうハラハラの展開
イランのアメリカ大使館を大学生たちが占拠
職員を人質に取る
からくも脱出した6人の職員たち
となりのカナダ大使館に救助をもとめ
カナダ大使館員の自宅かくまわれる
事実を知ったアメリカ政府は
この6人を国外に脱出させるべく
救出の専門家を派遣
この専門家
架空のSF映画の撮影隊を作り
6人の人質を撮影スタッフに紛れ込ませ
脱出させる作戦を立てるが・・・
というストーリー
ラストの空港の場面はもう
前のめりで見ていた
マンガ風の変わった演出をいっさいせず
オーソドックスな古い手法を使い
サスペンスを盛り上げている
面白かったよ
おすすめです
あれ
ひさしぶり
映画の話題でした
じゃまた