よこ道探検隊シリーズ その3 | ゲテのブログ

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日々思いついたコトをいろいろ綴ってます

いやー

寒いねぇ


奈良はお昼前から雪ふってきましてね


ちょうど

ゲテ

Ⅰ型糖尿病の診察で

かかりつけのクリニックにいまして


診察を終えて

帰ろうかと思って

ハリケーン号にまたがった頃から

チラチラと降り出して


ものの5分ぐらいで

吹雪に


その吹雪の中


帰宅せず

寄り道を


近くの山

「信貴山」(しぎさん)に行って来ました


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さむかった~


行った目的は


先日

図書館で借りた郷土史の本に

載っていた場所を探しにきたワケです


この写真の

朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)

住所は奈良県に所在するのですが

ほぼ大阪との県境にありまして

ここに参拝するのは

奈良側からと

大阪側からの

2ルートある


中世から近現代にかけても同じで

大阪側からここに参拝するには

南畑(みなみはた)という

集落の中を通る

参道があった


参道であるので

道端に道標やら丁石があって


ここに現存しているのが


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これ


二十五丁石


寛政12年との刻まれているので

西暦でいうと1800年


いまから213年前のもの


いまも旧参道の傍らに建っている


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珍しいのは

丁石の上に

穴が開いていて

火袋になっている


ここに火を灯して

灯篭になっていた


更に

この少し先に


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もう一つ

二十五丁を示す丁石があって


これはもう少し時代を遡り


宝永5年(1708年)の製作のもの


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305年前ですよ


・・・300年も前のものが

今も普通に道端にある



南畑(みなみはた)の集落


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昔はこの集落の中を

信貴山参りの人が

行き来してたんよねぇ


ほんと

静かないいとこですよ



この集落のなかに

こういうのがあるんですよ


ゲテ

郷土史の本で初めて知ったんですがね


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「鶴沢三枝の碑」(つるさわさんしのひ)


いまから120年ぐらい前の

明治時代


この南畑に歌舞伎の一座が存在したらしい


その名を

「日の出座」といい

奈良県各地で公演していたという


この辺りに芝居小屋もあったそうで

そこを拠点に活動していたんだって


その日の出座の座長が

鶴沢三枝という人物で


門弟たちが功績をたたえて

起こした碑なんだって


ゲテはまったく知らなくてね

郷土史で見て

俄然興味がわいて

来て見ました


先日

県立図書館でも

ちょっと調べてみたんだけど

どういう資料に出ているのか判らず


どんな一座だったんだろう

なんか面白そうだ


また調べてみよ


さて

ここから南へ移動しまして


この辺りに

古墳があると郷土史に出てまして


いってみました



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それらしい

案内標識もなく


のどかなハイキング道で


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山頂なので

所々雪がのこってまして


昨日の雨


下界では雨だったけど

このあたりでは雪だったようで


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適当に歩いていくと

なんだか

違う気がしてきた


とりあえず

人が歩けるようにはなってるけど


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倒木があったり


なんだかあやしい


とはいえ

古墳が見たいゲテ


いけるトコまで行ってみよ


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急に歩きやすい道に


雪が残る竹やぶを行くが

すぐ行き止まりに


引き返して



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稲荷神社の小高いところに上がって


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キョロキョロ偵察してみたが

それらしい場所がみあたらず


そこへまた

雪が降り出して吹雪に


「写真に撮るまで帰らん!」

って決めていたが


あまりの寒さと雪ですっかり

心が折れてしまったゲテ


「も、帰る」


ハリケーン号にまたがり


静かに下山



結局古墳は見つからず



郷土史によると

こういう古墳らしい


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これは資料写真ですがね


とにかく

案内標識はまるでなく


しらべても

イラストマップのような

マンガ地図で

くわしいものがない


またいってみますよ


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帰りの下山道から


奈良盆地



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天理市(てんりし)から山の中腹を行く

「名阪国道」


名古屋まで続く国道です


すっかり雪がついて

白く見えてます


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ゲテの住んでいるあたり

この写真の中央辺りが

ゲテんちです


ほほほほ


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吹雪だったけど

すぐ

晴れてきた



じゃまた