涼しくなりましたねぇ
ゲテ
明け方は毛布かぶりました
早速ですが
昨日の続きです
行程はこんな感じ
地図の上から下へ緑の道を下っていって
また戻る
2時間の旅です
この道
奈良大阪の県境を縫うように
蛇行してまして
でもほぼ大阪寄りなのか
こういう景色が見られるのは大阪側です
ブロックにびっしりコケが・・・
これはこれで綺麗でしたよ
以前にも紹介した
航空機のレーダー施設
国土交通省大阪航空局の施設です
最初は何かと思ったもんです
ちなみにゲテんちからもこの設備
チラリと見えるんですよ
写真中央
山が窪んでるところ
庇のようにレーダーの「お皿」の部分が見えます
さて
進んで行くと
ケーブルカーの駅に
「高安山駅」(たかやすやまえき)
左に下ってゆきます
時間表はこんな感じ
一時間に2~3本
っていうのも
この駅からの道は有料道路で
バスに乗らないとどこにもいけない
しかもまわりは霊園になっており
ここを利用するのは
おそらくハイキング客か霊園の墓参りの方か
どちらか
さて
ここの駅の横に展望台がありましてね
こんなとこです
ゲテが1型糖尿病に罹り
仕事も辞めて
結婚を考えていた女性も疎遠になって
・・・これからどうしようか
って途方に暮れてるとき
「ひとりハイキング」
をしてまして
ここにきたことがありました
またいい景色でねぇ
ちょっと吹っ切れたこと
思い出しました
ふふふふふ
情けない思い出話です
この駅の横にハイキングコースがありまして
そこを行くことに
これがケーブルカー
ゲテが見たのは
お客さんが4人だけ
こういうトコ
歩いて行きます
と
ここに
出ます
「開運橋」(かいうんはし)
信貴山にはもうひとつ開運橋があって
そっちは鉄橋のでっかいやつで
「建物遺産」に登録されているやつ
こっちはこういうショボいやつです
この橋の下
川ではありません
じつは
昔の峠道
「おおとう越え」
「乙越え」(おとごえ)
「おお越え」
などと呼ばれる道
奈良側は
現在は通れません
大阪側に下る道が残っております
これが大阪側
転落するかのような急坂になってます
ここを越えてすすんでいくと
またこういう道です
こういうのが出現
なんだこれ
気象レーダーでした
またレーダーです
ここは
北は福井若狭湾
東は富士山山麓
南は四国室戸岬
西は広島
とまあ
広範囲の気象観測が出来る観測所
富士山のあたりまで
観測出来るとは驚きです
ちなみに
これは大阪側からみた観測所
山のてっぺんに白いドームが見えてる
観測所を超えてすすんでいくと
また来た時通った道に出くわします
「立石越え」(たていしごえ)
いくつかある
奈良大阪を結ぶ峠みちのひとつ
今はハイキングコースだけど
ここはちょっと・・・
もう”けものみち”同然
10数年前
一度、少し下ったことがありまして
その時は春先だったんで
「ぜんまい」とか「わらび」とか
いっぱいありましてね
なにも用意してなかったので出直して
翌日
ショッピング袋もって
摘みに来たら
ハイキングの
おばさまが3人ほど中腰で
せっせせっせと摘んでまして・・・
あきらめて帰ったことがありました
帰り道
「八尾空港」(やおくうこう)
小型飛行機とかヘリコプター
などの飛行場です
海上保安庁所属の飛行機の基地でもあります
そろそろ
十三峠にもどってきました
奈良から十三峠に登ってくる道
「十三街道」をちょっとだけ行ってみましょう
こういうところです
前日までの雨で
下がドロドロしてます
ここを
200~300m
下ったところに
以前いろいろ
調べたけど
いつごろのものか判らずじまい
「右 大坂 秋了春居士 大和屋仁兵衛」
「左 ひらの 住吉」
とあります
右はまさに十三峠を指してるんですが
左 平野、住吉方面の道は
現在は整備されておらず、ありません
この道は
前述の「おおとう越え」のことと思われます
この道しるべの向かいに
お地蔵さまがいらっしゃいます
石の祠に
素朴なお顔です
足元に木彫りのこんなのもいました
かわいい
明日もいい天気だそうです
じゃまた