本日やっと雨でした
朝から降ったり止んだり
時折、日が差したりもしたけど
まぁほぼ雨でした
出かける予定だったのを延期しました
で
雨の止み間を縫って近所のビデオレンタル店へ
「ザ・ライト -エクソシストの真実-」
をレンタルしてまいりました
これ映画館で見逃しておりましてね
さて
このチラシを見ていただいてわかるとおり
公開日が「3・19」となっております
そう
地震の一週間後だったのですよ
で
未曾有の大災害で
映画館までフィルムの搬送が間に合わない
との理由で公開延期になり
結局5月の連休の頃に公開された
まぁ急な延期と公開決定であまり広告が浸透せず
興行的にも芳しい結果ではなかったような
内容はというと
ホラーテイストの心理劇
実際にあった実話の映画化
「悪魔祓い」がテーマ
悪魔に憑かれた人から
憑きを落とす術を身につけた祓魔師(ふつまし):エクソシスト
悪魔を祓う熟練のエクソシストが
若きエクソシストの育成に関わる
と簡単に言えばそういうストーリー
この熟練のエクソシスト
アメリカ映画のヒーローみたいな完全ではなく
狡猾な悪魔のワナにはまってしまうのだ
彼に教えを請う若手の司祭が
危機に陥った彼を救うため
つたない技術で悪魔に立ち向かう
ゲテはこういうのは苦手だ
怖いとかではなく
「ほんとか?」
ってけっこうクールに見てしまからね
あんまり楽しめないのだ
だが
この映画はすんなり楽しめました
っていうのはね
この悪魔ていうのが
ひたすら理論的なのだよ
どん!
って脅かす映画じゃなくてね
言葉でジワジワ責めて来る感じ
なかでもゾッとした悪魔のセリフ
「相手のウソを見抜けるのは、自分もウソつきだから」
このセリフ
怖かったよ
こんなの言われたら
もう何も言えなくなるよね
不正を見つけても何も言えない
主人公たちも
まさにこの言葉に翻弄されてゆく
「オマエの過去の過ち、全部知ってるぞ」
・・・そんなこと言うなよ
まぁ~この悪魔
人間の痛い所をたくみに突いてくるのだ
若い司祭の方は
最初は悪魔の存在を完全否定している
悪魔憑きの症状は
統合失調症とほぼ同じなのだそうだ
「悪魔憑き」ではなく「精神の病」としてアプローチしてくる
ゲテのような懐疑論者は
こういう切り口で来られると
すんなりハマるのだ
まぁ
いろいろ書きましたが
パッと派手なホラー映画ではなく
理詰めでジワジワとじっくり見せる
地味な心理ホラーでした
じゃまた