上映中止 | ゲテのブログ

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日々思いついたコトをいろいろ綴ってます

全国の映画館から

『ヒアアフター』が消えた


上映中止だって


映画の冒頭で

地震による津波にのまれ

死にかける女性が描かれるのだが

それが生々しいのだ


この時期にふさわしくない

との理由で中止だって


いい映画なので

もっとやってほしかったのだが

そういうことなら仕方が無い


それ以外にも

上映見送りとか上映延期とか

出てきているようだ


『唐山大地震』っていう中国の作品などは

ズバリ地震の映画だ

地震災害で引き裂かれた家族の感動の作品らしいが

延期になった


『ザ・ライト』っていうホラー系の作品も延期に

アンソニー・ポプキンスがひさびさのダーク系の役なので

楽しみにしていたが、延期になった

この時期、ダークなストーリーはふさわしくないのだ


しかし

どの映画でもそうだが

そんなひどいえいがではない


『ヒアアフター』なども

臨死体験した人々が、生きる喜びを見出すドラマだった


たしかに冒頭に、今の時期にはふさわしくない映像があるが

そこだけつまみあげてもねぇ


こいうので思い出すのが

『バトル・ロワイアル』だ


中学生同士が最後の1人になるまで

殺しあうってストーリーだ


良識のある人は、眉しかめるのだろうが

ゲテはこの映画、そんなに酷いとは思えないのだ


深作欣二監督は戦前の生まれの人だ


あの戦争を経験している


そんな人が無闇に暴力を面白がって描くとは

思えないのだ

たしかに映像は衝撃的だが


あの映画を見た人はご存知だろう

中学生たちは喜んで殺し合いはしていない

なんとか殺し合いを回避しようとして

知恵を出し合い、殺し合いを強要する連中に

抵抗しようとするのだ


あの映画を批判する人は

おそらく見ていないのだろう

見ないで批判しているのだ


まぁ実際あの映画に感化されて実際に

事件起こした子供もいるようだし


むずかしいねぇ

単なる娯楽映画と現実を、簡単に直結してしまう人


じゃまた