これはいけない。

毛倡妓に当たったかな?













およそ一年前、私は彼岸華が好きだと言いました。
私は彼岸華が好きです。
あれはなんだか私に似ている。
その可憐な見た目のことじゃありません。
腹の内に上手に隠した暗黒さが私によく似ています。

彼岸華ってのは全草有毒植物です。
特に根茎にリコリンをはじめとする多くの毒物を持っています。
根茎を食した場合、中枢神経をやられて最悪死に至ります。
こいつらはこの毒を使ってなかなか賢く生きています。
根を下ろした土地に少しずつ毒をばらまくのです。
これにより周囲に草木が生えにくくなり彼らは日照権と栄養分を確保するわけです。
彼岸華が飛び飛びで生えているのはそのせいです。
また、その証拠に彼岸華の名所に蚓はいません。


周りはもちろん、その相手にすら気付かれないように手を回し、自分の居場所を確保する。
この小さな墓守は私にそっくりだ。



路のべの 壱師の花の 灼然く 人皆知りぬ 我が恋妻は


Good night and have a nice dream!