私は猫を追っていた


もう昔の話である

私の追っていた猫と私は、今も、反対の方向に歩き続けている


私が猫に背を向けてから数日後、私は丘を登っていた
冷気の立ち込める、ひどく登りにくい丘だった
七人の歌人が私を励ました
頂上には美しいものがある… と

永い時間をかけて私は頂上に着いた
そこには美しい月があった

月を眺めていた私の前をふと何かが過ぎった

猫だった

あの時のあの猫が戻って来たのだ
私は喜び勇んで猫を抱き、月光の下へと連れ出した

光を浴びた猫を見て、私は嘔吐した

これは…この猫は、あの時の猫などではない
この猫は黒猫ではないか!

私は鳴咽し、嘆いた
いかにもそれは、私の仕業だったのである
華麗に宙を舞っていた猫の羽根をへし折り、醜い描鬼に変えたのも、美しかった蒼い毛並みを黒く汚したのも、私である

私は己を恥じた
そして、醜い心の宿る胸を裂き、感情の溢れたその心臓を外に引き出した
二度と美しいものを汚さないように、汚れた心をこの丘に封じよう
月だけが知るこの丘に

それでも私の汚れは落ちなかった
もはや汚れているのではなく、私こそが汚れなのだろうか?
全てを愛するという聖人君子でさえ私を醜いと罵るであろう

あぁ間もなく日が昇る
生きるもののために輝く太陽は私には明る過ぎる

私は暗闇で生きよう
醜い姿を見られないように



もう誰も傷つけないように






D・D・Rというゲームがあります。
ダンス・ダンス・レボリューションの略です。
床に設置されたパネルを音楽に合わせてタイミングよく踏むというゲームですが、今、このD・D・Rが非常に熱い。
つい熱中してしまいます。

しかしながら、ただやるわけではありません。
このゲームには私なりの美学があります。
紹介しましょう。

まず、無理にレベルを上げるのはよくありません。
自分に合ったレベルでプレイしましょう。
ちなみに私はBasic。

次に、無理なステップは踏まない。
見た目が醜くなります。
出来ない部分は諦めましょう。

最後に、これが一番重要です。
華麗に舞う。
スコアより美しさを求めましょう。

さあ、これであなたも革命ダンサーです。
Let's Dance!

それでは
Good night and have a nice dream.