ちょうど1年前の今日辺りから、経済学の講義が始まりました。まず最初にやったことは、文具店を巡り、5㎜方眼ノート、定規、消せる蛍光ペン を買い集めることでした。



先生からの話では、学習法が非常に重要で、①論理的に理解するか②グラフのイメージで覚えるか③数式を覚えるか…。最初は理解が伴わないけれども、時間を掛けるにしたがって飛躍的に伸びるとのこと。


授業が始まってしばらくすると、見たことのあるグラフが次々に登場!限界費用曲線、利潤最大化…。四半世紀前に学生時代に必死で勉強して以来、何の役にも立たないと完璧に忘れていたはずなのに、講義を聴いている間に、どんどんよみがえってくる。まるで懐かしい旧友に25年ぶりに出会ったかのよう…。


それからというもの、授業のたびにグラフを書き写したり、テキストのグラフのX軸、Y軸を蛍光ペンで塗り分けたりと奮闘。答練、模擬試験、本試験と、経済学テキストを何度も読み返す日々が続いたのでした。



今年の試験を振り返ってみると、ストレート合格した方々の間では、経済学が得意という方が比較的多いように思われます。今年の経済学は非常に難しい問題ばかりで傾向が大きく変わったように思われますが、実際には、NANAさんも書かれている 通り、基本的な要素をしっかり理解しておけば何とか対応できる問題も幾つかあったとも感じました。


問題があまりに難しかったため、経済学の対応方法で混乱が生じているような気もするのですが、ポイントは実体経済と結び付ける応用力、あるいは本番対応能力かなと考えます。


そこで、特に経済学の取り組み方、対応方法について、いろいろお伝えできればな…と感じている昨今でありますが、実はどういう風に進めるか思案中だったりします。この続きは明日以降に。