始まりは11月の下旬
最初から好きになっちゃいけない人だって分かってたし、そんなつもりもなかった…
ただ傷ついた彼女の隣で僕は少しでも元気になってほしいと願ってた
本当にそう思っていたから周囲の誰から評価が下がることを気にせずに側に居続けた
僕は彼女の心の隙間を一時的に埋めただけ…
当然見返りなんて求めてなかった
でも知っていくと同時に隙間を埋めてるだけの存在だってことも忘れ、可哀相だと思う共感や同情の感情を知らないうちに恋愛にすり替えた
いや、本当は知ってた
でも一時的にでも必要とされることで喜びを感じていたかった
そうして曖昧なままで
肉体関係をもって
良心の呵責なのか、心だけは正直で、痛くて…
いったい僕は彼女の何を護りたかったのかな…
ちっとも優しくなんかないよね…