熊本県理容組合の使途不明金問題
県理容組合の金 約280万円を自分の口座に送金 業務上横領の疑いで元事務局長級の男を逮捕
逮捕された県理容生活衛生同業組合の元職員一問一答 横領「絶対にない」|熊本日日新聞社 (kumanichi.com)
この元事務員は「組合員が減少し、(組合の)収入が減った。」とこの取材で仰っています。
しかし使途不明金問題の発端となった全国理容競技会・熊本大会の予算編成段階(2017年)の報告では
「補助金も出るし赤字にはならない。」
と言われていました。
それが翌年2018年に
「1600万円の競技会運営業者への支払いが滞っている。」
となり、組合は銀行からその年の年間運営費を含め2000万円の借金をしています。
たった1年で組合員がそんなに減少して、1600万円も組合予算が減るなんてするなんてありえないし、全理連や各県組合及び熊本県などから競技会開催に関して補助金もちゃんと出ています。
2017年に出された競技会の収支予算も、その補助金を含めて競技会収支は赤字にならないというから理事会や総代会で承認されたのです。
なので彼の言い訳にはとても無理があります。
しかも2016年に発生した熊本地震への義援金残金に関しても、被害報告が受け付けられなかった被害店舗に対して訂正も差額支払いもせずに、その残金400万円(後の調査で1000万円の義援金残金があった)も2017年のときに使途不明金となっています。
「自分は地震被害報告が受け付けられず、正しい義援金が受けられなかった。被害報告の訂正は出来ませんか?」
と問い合わせたたら、
「義援金の訂正はしない。精査もしない。」
とはっきり言われ、義援金訂正の申し立てを門前払いで断られました。
また2019年に別の会議でその義援金残金が現在どうなっているかを、ある組合員から問われたときに
「定期預金に残金を入れると固定資産となって税金が高くなるから、流動資産に義援金残金を入れました。」
と発言しています。
税理士に後日確認したら
「定期預金に残金を入れたとしても、税金が高くなることは無い。」
と言われました。
その後にこの義援金残金も使途不明金となって消えてしまっています。
この際、誰が嘘を言っているのかをはっきりさせて、使途不明金を全額返してほしいです。
そうしなければ今の組合員がその赤字を支払うことになってしまうからです。
何より全国から熊本地震に対して、義援金を寄付していただいた方に大変申し訳ないと思っています。


