Mリーグが冬休みに入りましたね。

いい頃合いなので、9月~12月の間に私が執筆しましたMリーグ観戦記とそのリンクをこの記事でまとめたいと思います。

同時に、それぞれの記事についての私の胸中も吐露させていただきました。

観戦記を担当して2シーズン目を迎えますが、本当に毎週試行錯誤と反省の繰り返し。そのぶん生み出した記事には愛着と思い出があります。いい仕事をさせていただいてるなぁとしみじみ。

手前味噌ですが、毎回同じような記事にならないように意匠を凝らした甲斐があって、いろいろなタイプの記事が書けたかなと思います。


前半戦の振り返りに、また、冬季休暇中の手持ち無沙汰のおともに、ぜひお役立てください。



1.華麗なるトップを君が獲ったから 9月の終わりはセレブ記念日 黒沢咲の 強気の一撃
→2019Mリーグ開幕戦。黒沢さんにとっては一生忘れられない日となったのではないでしょうか。中盤の守備意識は前シーズンから記事として書きたかった内容です。

タイトルは、俵万智さんの
〈『この味がいいね』と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日〉
より。


→この日連闘の岡田さん。前回の戦いを踏まえてポイント修正してきたりと、Mリーグでは毎回手を打ってきているのを感じます。表情に人間臭い面があるのも素敵。応援したくなります。
この試合のオーラスの駆け引きには、対人ゲームの面白さが現れているように思います。

→突如思いついたリーチ判断特集。たくさんの方が、自分ならどうするかを引用RTでツイートしてくださって、とても嬉しかったのを覚えています。

→コバゴーさんって、真面目なサイボーグだけれど冗談も面白い、1000点をアガるけれど高打点も逃さない、というように二面性を包有している方だと思うんですよね。だからこそ、人間性に惹かれるファンの方も多いのではないでしょうか。


→短歌の月刊誌を購読し始め、作品とその解説文、コラムを読んで、
『言葉のプロってこんなにもすごいんだ!』
と感銘を受けたのがこのころ。
的確に表せる言葉を選び抜く、間延びさせずに内容を凝縮させる、ということを意識し始めた最初の記事。もっともっと勉強して、実践して、もっともっと日本語に長けたい。
前半では一番のお気に入り記事です。

→こちらはテーマを絞ったハイライト調の記事。こういうタイプの記事って閲覧数があまり伸びないのが悩み。一人視点の記事ばかりだとなぁと思ったりもするのですが、ビュー数を増やすのが記事としてもサイトとしても重要ですからね。今後の課題です。

→小説風、一応の完結編。月曜日の記事が二つとも寿人さんメインだったことも手伝って、思い切って書きました。
二人別の場所で同じことを考えているのは切ない。
観戦記としてもまとまったとは思いますが、小説テイストは未だに最初に書いた、たろうさんの記事を超えられる気がしない…。

→ようやく書けた村上さんの記事。いつも温かいお言葉をかけてくださってありがとうございます。
この記事のあと、丁寧に打牌をされる村上さんの姿を見て、ずっと村上さんを応援しようと心に決めました。
オーラスの描写が上手くかけたかなと。自画自賛でごめんなさい。

→こちらもシーズン当初から切望していた沢崎さんの記事。リーチ判断の記事と、ライブ中にいきなり始まった「『吉澤嘉代子クイズ』ーー!!」から着想を得た、読者様参加型のクイズで始まることによって、沢崎さんの「やりづらさ」が伝わればいいなぁ。
わかりやすく!とタイトルに書きましたが、そこまでわかりやすくはないかなw

→ようやくあげた初勝利にもむしろ凹んでいるくらいの弟。こういうストイックな人が道を究められるのでしょう。なんせ最後の一文につきます。これからも頑張って。

→とりあげたのは一局のみ。Mリーグが終わったあとに2時間も検証に付き合ってくれるゆーみん。麻雀に対する姿勢は常日頃、心から尊敬しています。
そのひたむきさは麻雀ファンにも伝わっていて、だからこそ応援する人が多いのだとも思います。前半で一番いいねが多かった(590くらいかな?)記事ですが、ゆーみんのおかげですね。

→連続でオーラスの記事になったのはやや微妙なところです。ただ、この日一番印象的だったのはこの局だったと思いますし、テーマに関連付けてこの日をも振り返る記事です。
次の日に、萩原さんがインスタグラムで名前を挙げてくださっていたのには心底驚きました。


前半の記事は以上です。

読んでくださっている方の感想が本当に励みになります。いつもありがとうございます。来年も頭をフル回転させながら筆を走らせますので、なにとぞよろしくお願いいたします。