実は、ここしばらく、南の島にいます。
気候が良く、一年を通して運動がしやすい環境であり、物価もそれほど高くないのが理由です。
仮の住居が海の前で、真ん前に海沿いに遊歩道があるので、医者に言われている、毎日1時間程度の散歩に丁度よい環境で、雨が降らない限り毎日4kmの早歩きを続けています。
遊歩道は海沿いを通っていてますが、浜ではないので、防波壁があったり、細い運河沿いを通ってたり、そんな感じです。
その運河ですが、人工で、元々は海だった所を埋め立てて作った住宅地を反対の岸として、湾状に形作っている元々の海岸を沿うような形で運河になってます。 運河といっても幅は50mから100m位しかなくて、船が通るようなものではありません。だから本当は運河という名前も正確ではない気がしますが、川ではないので、やっぱり運河なのかな、って思います。休みの前の夜や天気の良い休日は多くの釣り人が糸を垂らしています。
その日は忙しく、散歩に出たのは深夜でした。 ここは安全な所なので、夫婦で散歩している分には深夜でも全く問題はありません。家を出て海沿いを歩き、運河沿いに出て橋を渡り、反対の埋め立てられた住宅地側の遊歩道を歩きます。2kmをちょと過ぎたあたりにまた橋があり、そこを渡って、元々の海岸沿いに走っている遊歩道を家の方に向かって帰路につきます。
途中に学校があり、その横を通りながら、その日、私はたまたまGoogle mapでその場所が埋め立てられる前の地形を見たので、昔はこの学校からも海が目の前だったんだね、と話をしていたら、妻が突然、あー、肩が重い、と言い出し、すぐにまた肩が摘まれているように痛い、と言い出しました。私が、摘む? と聞いたら、こんな感じ、と私の肩を後ろから掴んで、肩の上の筋の部分をギュッと摘んでのですが、その時私は首の後ろ、ぼんのくぼの辺りにぞわぞわする感じを覚え、なんかやな感じだな、と思ったら、妻が、あ、楽になった、と言いました。
私の方は首の後ろにゾワゾワが残っており、なんかやだなー、と思いながら首筋を触ったりしていたのですが、5、6分もするとそれも無くなりました。
この話を最近仲良くしてもらっている近所の家族に話した所、その手の話はこの辺では珍しくないそうで、そういう時は、なにもできないよーと言いながら肩を払えば良いのだそうです。 きっと妻は女性だから優しいので最初についたんだけど、私に移ってあとは私が気力で自分でなんとかしたんだろう、と言ってました。
妻の肩が重くなった辺りは埋め立てされる前は湾になっていたので、海を流れるものが集まる場所で、その集まるものの中には人も含まれていたそうです。
その家族の中にも、所謂見える人、や感じる人、がいて、なんか本当に、普通の事として毎日の中に入っちゃってる感じで、はえ〜、やっぱりそういう事ってあるのかなー、と、不思議な世界に迷い込んだ感じです。
その家族の亡くなったお婆さんが、特に強い人で、孫の一人が、見えるのか、と聞いた時、あんたらが怖がるから言わないだけだよ、と言ったそうです。
なんか、書いてたら、今まではそんな事なかったのに、だんだん怖くなってきた。 ちょっと肩も重いような・・・今日はこれで終わります。
