4年前からの話なんですが
障害を持っている方達の
パソコン支援活動を行っています。
3年前にALSという難病に侵されてしまった
おばあちゃんと出会いました。
「私は友達に手紙を書きたい」
自宅に訪問してみると
おばあちゃんはベットで寝たきり
自力で起き上がることが出来ない。
体が動かない。
口も動かなく言葉を発することも出来ない。
だけど
「私は友達に手紙を書きたい」
自分はおばあちゃんのお手伝いをしたい
そう思ったんです。
体は動きません。
だけど、右手の親指だけは
かろうじて動かすことが出来ました。
これならパソコンが出来る
そう確信しました。
自分一人では役不足
大手パソコンメーカーの人の力も借りて
おばあちゃん専用のパソコンを作りました。
右手の親指だけで
操作できるパソコンです。
パソコンが出来上がったのはいいけれど
操作の仕方をどう説明すればいいんだろう
考えました。
会話は字文字盤という
ひらがな五十音が書いてある
ボードを使って行いました。
わずか1年で
おばあちゃんは
友達に手紙を書くことが出来ました。
その後、ご家族の方から電話があり
「おばあちゃん、とても喜んでいます
ありがとうございます」
とお礼を言われてしまいました。
ご褒美をもらったのは自分の方なのに。
おばあちゃんの笑顔が今でも鮮明に蘇ります。
素敵な笑顔。
その時、おばあちゃんは
御年80歳だったとご家族から伺いました。