先日同じ日にまったく別の知り合いから

似たような話を聞いた。

一人は詩人S氏。

昼間カフェで彼が語ったのは宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の1節。

ただ懸命にセロの練習をしていたゴーシュに

ねずみのお母さんが話してくれたのは

「みなゴーシュさんに病気を治してもらっている」と言う言葉だった。



その日の夜、ミュージカル本番を終えた夫と

観に来てくださったN医師と行った居酒屋での会話。


私が「人の生きる意味とは何ですか」と聞いた時のこと。

「自分の知らないところで人を幸せにすることだと思う」と医師。

「あ~今日は同じような話を2度聞く日だったんですね」と私は言った。

なんだか幸せな晩だった。