私が開業している場所には、巨大炭酸飲料の自販機があった。

しかし、土地の持ち主が変わったので、撤去されていた。

だから「自販機置きませんか」

と言う営業が時々やってくる。

実際問題、私の店の無農薬珈琲は630円。

だからかお客は非常に少ない。

利益は喉から手が出るほど欲しい。

でも缶コーヒーはいろんな意味で危険。

アルミ缶はアルツハイマーになりやすい。

コーヒー栽培には非常に多くの農薬が使われる。

そして、缶珈琲の原料は、アラビカ種ではない。

ロブスター種が多く使われるし、いろいろなもの(コーンを入れているところもある)が混ざっている可能性も大きい。



昨日の営業マンは「いろんなメーカーの商品を置けますよ」と言う。

私は、「ここは無農薬珈琲の自家焙煎をしている店です。国産果汁100%とか、炭酸飲料なしとか選べますか。原料に責任が持てないものは置けません」と言った。

すると彼はさっき差し出した名刺を調理台から取り返して、さっさと出て行ってしまった。

私は自販機にも反対している。

すごく電気を使うのだ。原価の安い炭酸飲料に電気代も上乗せしている。

材料はろくでもないものだろう。


こんな事だから利益はほとんどない。

でもきっとその内、分かってくださるお客様が支えて下さると思っている。

今うちの店には長男がドアに張り紙をしている。

「店内節電中」

お客様がおられない時には、照明が点いていない。でも窓が広いのでちっとも暗くはない。

写真用のスポットライトも写真を見るお客様が来られてから点ける。

暖房もお客様が来られてから入れる。

2重サッシだし、南と西が大きく開いているので、近頃はとても暖かい。

「なんだかやっと私達の時代が来たみたいだね」と長男と話したりしている。