昨日は夕食の介助に行ってきた。

「なにしにきたと」と言う。

「一緒に晩御食べようと思って」と私。

昨日のメニューは「おかゆどんぶり1杯、白身魚の南蛮、ほうれん草と人参のおひたし、さやえんどうと椎茸の煮物、バナナ1本」

量はすごく多い。でもおじいはどんどん痩せていき、今では骨と皮だけになってしまった。

多分「完全看護」とは名ばかりで「もう食べたくない」と言われたら、朝と昼は看護婦さんがさっさと片付けているのだろう。

だから夕食は頑張って1時間かかってもゆっくり一口ずつ食べさせている。

もう1ヶ月以上になるのに、未だに肺から水が抜かれ続けている。

抗生剤があまり効いていない。

一緒に住んでいる時には「あんたもたべない」(あなたも食べなさい)といってくれたものだったが、他人に関心がもてない。

父は大昔、警察官だった事があり、89歳になるまで、住んでいた二つの校区の朝の交通整理を40年以上にもわたってボランティアでしてきていた。

その事が今年、夫の仕事上、とても役に立っている。

昨日その話をしたが「もう忘れた」と言って、涙ぐんだ。

私たち家族が夫の実家に遊びに行くたびに、たくさんの感謝状や、勲章を見せるのが自慢だった父が、もう何もかも忘れて、御飯を食べるのも面倒な感じで、ベッドに寝ている。


聞くところによると、あまり近寄りたくない私の実父も首にコルセットして不自由しているらしい。

今日は掃除に行って来よう。