もう「スーザン・ボイル」さんの歌声を聞かれただろうか。

4月18日の夕刊を昨日の夜2日遅れで見た。その記事ではユーチューブの試聴回数が17日現在1900万回突破だった。

彼女がオーディションで歌った「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」は劇団四季を観たときに日本語訳で聞いた曲だった。

でも歌詞の内容は忘れてしまっていてメロディーだけ、知っているなあという感じだった。

しかも英語は苦手、歌詞の意味も不明。

それなのに彼女の歌の何かが作用して涙がじわっと出てきた。

インタビューの間はなめらかで少しハイトーンの柔らかな声だなあと言う感じだったし体格が良いので声量はあるかも位に思っていた。

ところがワンフレーズ終わったところで観衆は大騒ぎ。

声の暖かさ、誠実で丁寧な歌唱、音程も良く、47歳とは思えない声量。

ビブラートが少し気になったが、年齢を考えると驚異的だった。

 その時に私が感じたのはプロの歌手としての「技巧」が全く感じられず、むしろプロではない事で培われてきたもの。

例えば教会で歌う賛美歌、学校の合唱部で歌う合唱にあるような「歌うこと」そのものに意味がある。

そんな中で育まれた真摯なものに打たれたような気がする。彼女が歌い出す直前、まさに天使が舞い降りたように感じた。

早くCDデビューしてほしい。

彼女の審査員との受け答えも知的でユーモアがあり番組そのものにも好感の持てる内容だった。