徴兵でシンガポールに侵攻し、生きて帰った舅は言う。「日本は戦争に負けてアメリカの植民地になったんだ。戦争に負けたんだから、なんでも仕方がないんだ。あいつの戦略がまずかったせいだ。あいつはまだ生きとるか。あいつのために死なんでいい戦友がいっぱい死んだんだ。わしは死ぬまで許せん。戦争は絶対しちゃいかんのだ」
(あいつとはアジアのジャングルを兵器や食料を持って移動するのに「牛」を使うと言い出した偉いお方です。)
牛はあまりの気候の違いに驚いて次々に死にました。「水牛」にすべきだったのです。
「日本は植民地じゃないよ」と私。
でも本当かなあ。学校では植民地だなんて習わなかったんだけど。
たとえば沖縄をはじめ日本各地にアメリカ軍の基地があり、頻繁に暴行事件が起こっている。
日本は独立国家なのだろうか。それとも植民地化している独立国なのか。それとも植民地なのか。
独立国ならばなぜ、アメリカが仕掛けた戦争にアメリカは日本の自衛隊を送れと「旗色を鮮明にせよ」と言うのか。
それでも独立国家なのかねえと言葉に惑わされている私。
非核三原則というのがある。、「持たず、作らず、持ち込ませず」という。
しかし原子力潜水艦の燃料をどうやって日本に持ち込まないで寄航することができようか。それなのに日本政府は寄航を許してきた。なぜなのか。
日本を攻撃するはずのない国の燃料だから許されたのか。ではなぜ佐藤首相は密約をひた隠しにしていたのか。
やっぱり嫌と言えないお国の事情、植民地だからか。
日本国内でアメリカ軍、軍人が犯罪を犯しても日本の裁判にかけられないで
アメリカに逃亡することがしばしばあったが、なぜなのか。
条約に書いてあるからか。
一方に不利益をもたらす条約を盾に、自国の利益のために様々な行動をしても「少しはそっちも利益があっただろう」と言っていいのか。「守ってやってるじゃないか」とか。「前より豊かになったのは誰のお陰か」とか。
同盟国だからお互い助け合いましょうと言っているけれど、都合が悪くなったら関税を下げろとかもっと兵器を買えとか言っている国って本当に相手国を同盟国と思っているのか。
兵士は人を殺す訓練を受け、実際に殺してきたかも知れずそのような兵士を受け入れる自治体と言うのは豊かではないところ。
都庁のそばに基地はできないだろう。でもいろいろと理由をつけて、あるいは本当の理由を伏せて弱い立場の自治体に基地を作るのだ。こんなときにも「都合のよい言葉」が選んで使われる。
「敗戦と終戦」「侵略と開拓」「植民地と同盟国」ナドナド言葉って便利。
そして真実は表現されない。なぜなら真実に一つの立場というものはなく全ての立場から一つの真実を表現することなどできないから。
書き手の立場が大きく反映されるから。
歴史はもちろん権力を持ったほうによって記録されるのである。
中立の立場の記録なんて存在しえない。「中立の立場」が存在できないから。そのような個人は存在しない。
そのようなものは男でも女でもなく、国家に属せず、人間でも動物でも植物でもなく、かつあらゆるものである個人になってしまう。
東京裁判がアメリカにとって都合の良いように判決が下されたのは当たり前。
かの国は戦勝国である。
しかし日本人に「この国は植民地だ」と言って、アメリカにとって都合がいいかどうか。
国家は普通自国の利益のために動く。
「日本は独立国でアメリカの同盟国で日本人は友人です」といったほうが都合がいいに決まっている。
日本もそうすべきなのだ。それが外交。本音がどうであれ、相手の機嫌を損ねないようにしてきたのが自○党。それだけのこと。
彼らは企業の都合がいいように政治をする。献金してくれる企業が中国、韓国と問題を起こさないでくれと言えばそうする。
小○氏は同盟国に気に入られる法案を通しさえすれば近隣諸国に似顔絵が燃やされても痛くもかゆくもなかった。たくさんの褒章金をもらって自分だけ儲かったのだから。
全ては自分と献金してくれる企業や同盟国のため。
だからもう国民が愛想を尽かし始めているのだ。
自○党の問題は、自国民のためにではなく自分の私利私欲のために国民を裏切る輩が大勢権力の座に着き世襲し、政治を利用し続けている事なのだ。
言葉尻を捉えられて罷免された閣僚や定年で辞めることになった前空幕長にしても彼らが表現した「本音」に変わりはない。
その言葉がその人を表している。その人にとっての小さな真実。
「平和で豊か」なんて言葉を今の日本に使うなんて、Tさん、ただいま現在の日本に対する認識が間違っていますよ。こんな陳腐な言葉でなくもう少し事実に即した言い方に変えましょう。