先生は英文解釈の授業を千種でしていますか?(千種生)
火曜の2限目に8N教室でやっていますよ。よかったらいつでもいらしてくださいナ(^-^)
mostの解説ありがとうございました。スッキリしました。また分からないことがあったらよろしくお願いします。(名古屋生)
はい。なにかあれば聞いてくださいナ(^-^)
先生は千種校で長文総合演習の授業してますか?出来れば先生の授業を受けたかったので(かい)
千種で長文はやってないのですよ…ただプリントほしいというのならあげますよ(^-^)
先生は以前単なる構造分析はダメだとおっしゃっていましたが・・・明日は高木先生がいらっしゃるようなねで解釈添削してもらおうと思うのですが・・・高木先生はかなり構造分析を詳しくやる先生なので添削してもらわない方がいいですか??(千種)
以前のブログを読まれたのでしょうね。
http://ameblo.jp/get9wari/entry-10250330577.html
意味がない構造分析と、そうでない構造分析があります。意味がない構造分析とは以下のような構造分析です。
I always try to speak in English to improve my speaking ability. 私は英会話の力をのばすためにいつも英語で話すように努力しています
①Sは I。Vは try。to speak がOのSVO構文である。
②always はtry を修飾する副詞。 in English はspeak を修飾する副詞句。
③to improve も speak を修飾する副詞句(副詞用法の不定詞で「目的」を表している)。my speaking abibity は to improve という不定詞の目的語。
特に①のような切り刻み方は全く意味がありませんね。分析のための分析であり、"内容を理解する"という目的を見失ってしまっています。この場合は try to speak でワンセットのVととらえた方がよっぽど効率的です。
実際、try to do~(~しようとする)、used to do~(~したものだ)、 tend to do~(~しがちだ)、begin[start] to do~(~し始める)といったような「動詞+to do~」の決まり文句的なものは一種の助動詞ととらえてしまってもいいくらいなのです。
細かすぎる構造分析は、最初のうちは分かった気になるので、感動する人が多いようです。ただ、それも、(浪人生なら)せいぜい6月くらいで次のステップに上がらなければなりません。
秋口、下手をすると冬近くになるまで、ノートにびっしりS、V、O、C、P、→、M、◎、♡マーク…といった記号を書き込んで「構造(文)とってきました。見てください」などといってくる学生がいますが、そのようにだけはならないことをお薦めします。
浪人生ならお分かりと思いますが、国立二次であろうと、センターであろうと、私大であろうと、一部の下線部和訳問題を除いて、そのような記号で問題文を切り刻んでいたら、試験時間内に設問を解くどころか問題文自体読み切ることは到底不可能です(特にセンターは長文化傾向が強まっていることは周知の事実)。なのに、本番では絶対にやらないことをいつまでも練習だからという理由で続けていたら…。
(細かすぎるほどの)構造分析は、全く意味がないとは言いませんが、
①いつまでもやり続けるものではない
②それをすることによって、(スマートリーディングが教えてくれるような)、もっと大きなメリットを、読み手に与えてくれるものでなければ、(つまり分析のための分析では)大して意味はない
こんなふうに考えます。
ちょっと前に「使役動詞の演習問題を出してください」というリクエストがありました。やってみましょう。
The very essence of teaching is to get people to think for themselves; to think independently; not to accept tabloides; to separate the good from the false; to develop the trained, disciplined mind capable of standing up against the impact of prejudice.
the very+名詞:まさに~、真の~
essence:本質
for onself:一人で、自分の力で
independently:独立して、自主的に
tabloid:要約(されたもの)
separate A from B:AとBを見分ける
the good:良いもの→本物 ⇔ the false:偽物
trained:鍛えられた
disciplined:しつけられた
(be) capable of ~ing:~することができる
stand up against A:Aに抵抗する
prejudice:偏見
impact:影響
①全体の骨組みは The ~teaching までをS(厳密にいうと the very essence なのだが)、is をV、to get~prejudiceまでをCとする SVC構文ととらえればいいでしょう。
②そうすると「教育の真の本質は、to get以下である」という和訳の骨組みができあがりますね。
③先に
the trained, disciplined mind capable of standing up against the impact of prejudice
の部分の構造を説明しておきます。the trained, disciplined mind は「鍛え上げられ、しつけられた精神」。直後の capable~prejudice は、mind を修飾する形容詞句です。これを加えるとこの部分はこんな意味になります。「偏見の影響に抵抗することができる鍛え上げられ、しつけられた精神」。
④問題は to get 以下です。これは
get+O+to do[原形]~:Oに~させる(してもらう)
という使役の get が使われているのです。実はget の後ろにある全ての to do[原形]~, not to do[原形]~は、get+O+to do[原形]~ の、 to do[原形]にあたるものだったのです。
⑤でもこのような使役の get (の用法・意味)がよく分かっていなかったらどうしたらいいのでしょうか?そこでスマートリーディングの登場です。こんなルールがありましたネ。
「SVOC」の中でも、特に『S+V+O+to do[原形]~』『S+V+O+ do[原形]~』の形なら、「SはOが~する方向に仕向ける」と訳してもいい。
このルールを使って、to get 以下をこんなふうに訳してしまえばいいのです。
「人々が自分の力でものを考え、自主的にものを考え、要約されたものを受け入れるのではなく、本物と偽物の区別をし、偏見の影響に抵抗することができる鍛えられ、しつけられた精神を発達させる(育む)方向へと仕向けることである」。
⑥これに「教育の真の本質とは」と付け加えれば和訳は完成です(^-^)。
今日はこんなところで。デハデハみなさん、お休みなさい