Heat waves
夏の風はもうすぐ消えてしまう
冷たい感覚を肌に覚えた
空は鮮やかに色づくけれど
あなたはもう風とともに僕に背を向ける
焼け付く陽炎のようにあなたは
鮮やかに消えてゆく
目の眩むような日差しを纏ったまま
振り返らずに
手を伸ばせばこの指先さえ揺らめき溶ける
あなたはもう帰らない
壊れてしまった風景
呼ぶ声はまるで僕では無いようで
呟くように毀れだした無意味な言葉
夏とともに過ぎ去るあなたには届くはずも無く
孤独の切なさを写す秋がもう
僕のもとには来てしまう
かすれた声は届かない
陽炎に消えて