Pure white darkness
闇とは必ずしも暗いものでは無いと
白昼の日差しは私にそう言ったと思う
誰がどんな存在が私を見ていようとも
構わないとその時感じていたと思う
曖昧な白い記憶は淡くかすれて糸を引く
最後まで消えてはくれないのだと思う
縮小しきった機能を失った脳
ただそのこにあるだけの臓器
霞んでいく瞳のなかで無数の魚が泳いでいる
これは白昼夢ではないかと思う
一番高く上がった太陽は
真っ白な小さな部屋を照らし続ける
落ちることは決してないそれは
激しく感情が溢れてしまう明るさ
熱は持たない冷たく笑う
何の意志も持たない正午の日差し
闇とは必ずしも暗いものでは無いと
白昼の日差しは私にそう言った