今週のメインタイトルは「PSP:ファンタシースターポータブル2インフィニティ」です。
今年はファンタシースターオンラインが発売されてから10周年となり、
その集大成ともいえるタイトルが本作となります。
前作にあたる「2」を完全に収録し、追加エピソードを収録、
そして「2」からデータをもちろん引継ぎすることが可能。
もちろん新キャラ、新アイテム、新ボスなど数々の新要素を収録しており、
前作購入者はもちろん新規のユーザーにも訴求できるタイトルです。
予約段階ですでにかなりの規模になっているため、
発売初日で10万本を突破するのは間違いなさそう。
発売日前出荷分から週末分にかけて40万本近い出荷が見込まれており、
初動次第では前作を超える可能性もありますので要注意です。
予約数次点に来るのが「PSP&Wii:SDガンダム ジージェネレーション ワールド」。
本作は前作「ウォーズ」の流れを汲むタイトルで、
合計50のタイトルを収録しています。
ファンタシースターとのバッティングが懸念されはしますが、
2006年に発売された前作が30万本規模の動きでしたし、
予約もそこそこ入っているため発売初日から動きがありそう。
基本的にPSP版が市場の中心になりますので、
予約が多い販売店は注意が必要かもしれません。
前作「3」より良い動きをしそうな予感がする「PS3:魔界戦記ディスガイア4」。
メーカー目標が10万本規模売れた前作の
倍程度を予定しているとの話も耳にしますし、
予約も前作より多く入っている販売店が多いタイトルです。
万人受けするタイトルというわけではないため、
ビッグヒットにはつながっていないシリーズではありますが、
ヤリコミ要素が高く、固定ファンも多いタイトルですし、
PS3の普及台数が増えているという事もあり前作超えの期待がかかります。
「牧場物語」からのスピンオフタイトル「ルーンファクトリー」が
WiiだけではなくPS3にもいよいよ登場。
今までは任天堂系ハードでの発売だったため、
ややマニアックになりつつ「ルーンファクトリー」は
伸び悩んでいた感じがあったのでマルチ化は大歓迎。
実際、予約も予想以上に入っているようで、
据置機ではヒットに恵まれていない本シリーズに
PS3というハードで更なる飛躍を期待したいところ。
Xbox360からはファンが待ち望んだ「アイドルマスター2」が発売。
とはいえネット販売や都心部の販売店では盛り上がるのでしょうが、
全体的な動きというわけではないので地方の販売店では期待薄かも。
前作から本作までの期間もかなり開きましたし、
現在熱狂的にプレイされているプレイヤーが
どれほどの規模存在しているのかが勝負になりそう。
■遊戯王ファイブディーズ WORLDCHAMPIONSHIP2011 OVER THE NEXUS
DSからはさすがに3DS発売前という事でラインナップが少なく
「DS:遊戯王ファイブディーズ~」のみの発売となります。
最近では小中学生向けトレーディングカードの中では、
「バトルスピリッツ」「デュエルマスターズ」 とくらべると
圧倒的な人気を誇っている本シリーズ。
全盛期の盛り上がりほどではないにしろ、
販売数5万本以上が期待できる貴重なシリーズ。
発売タイトルが多い週ではありますが、
他のタイトルとのバッティングはあまり心配する必要はなさそうですし、
本シリーズの実績からどの規模で展開するかを決めたいところ。
その他のタイトルはこのあたり。
「KILLZONE」は前作の評価が高く、販売実績も10万本規模と大きいですが、
今作はどういう動きをするのかは発売日まで未知数という印象。
雑誌評価や嫌な話がチラホラ聞こえてくるのでやや心配ではあります。
■感想
久々に新作ラッシュの週となります。
市場の中心は「ファンタシースター」で問題ないでしょうし、
無理な発注さえしなければ値崩れする事もなさそうです。
上記ラインナップは2月24日発売タイトルですので、
2月26日発売の3DS関連はまたのちほど。