今週は発売タイトルが多いですが大作はなし。
その中でメインとなる可能性が高いのが上記2タイトル。
「DS:スパロボ学園」はスーパーロボット大戦のスピンオフタイトルで、
学園で起こるすべてのトラブルをスパロボバトルで解決するという、
対戦に重きをおいたシミュレーション風のゲームです。
バトルで勝利すると手に入るコインで新しいアイテムをもらえるという、
オーソドックスな流れで自部隊を強化していくシステムです。
ただしコストオーバーに注意する必要があり、
強いユニットだけで部隊を形成する事はできないとの事。
登場作品は33作品となっておりシリーズとしては最高で、
生粋のスパロボファンがどの程度受け入れるかによって、
本作の売れ行きが変わってくるのではないでしょうか。
版権が多く絡むため希望小売価格が6,279円と設定されており、
通常のDSスパロボナンバリングタイトルと同価格帯になります。
地雷っぽいという事とこの価格で腰が引けるユーザーも多いでしょうし、
何より流通の方で警戒されているタイトルなのではないでしょうか。
無限のフロンティアもそこそこ売れましたし、
メーカーのチャレンジ精神を無駄にせず、
売れてくれると大変うれしいですね。
■ナナシ ノ ゲエム 目 / 公式サイト
「ナナシ ノ ゲエム 目」は前作同様、
呪いのゲームを題材としたホラーアドベンチャーです。
本作で配信される呪いのゲームは前作でおなじみのRPGと、
あらたにアクションゲームを追加した2種類を用意。
タイトルにもある「目」という恐怖を更に追求し、
縦持ちでプレイすると左側に来るDS上画面で、
見てはいけないものが見えるようになるシステムを搭載。
前作でも恐怖という部分ではトップクラスだったという評価を
多くの人がつけている事から本作もその部分は期待できそう。
前作は数回の再販が行われるほど口コミで広がっており、
最終はおそらく10万本規模まで成長していると思われます。
シリーズ2作目という事で目新しさは薄くなりましたが、
前作購入者を中心にまずは5万本あたりを狙いたいところです。
■日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS / 公式サイト
その他のDSタイトルはタイトル名の長い任天堂発のタイトル
「DS:日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS」など。
これはどうなんでしょうか。
常識力トレーニング的な扱いなのでしょうが、
法改正などが行われたり、時事的な部分も強そうで、
ロングセラーは難しいのではないでしょうか。
インターネットがこれだけ普及していれば、
簡単に調べられる事も多数収録されていそうですし、
知識を売る要素が強いだけならば危険なかほりがします。
ゲーム的な、またはDSらしさがある、
そしてTVCM次第といったところだと思います。
■ソウルキャリバー Broken Destiny / 公式サイト
PSPでは「PSP:ソウルキャリバー Broken Destiny」がメイン。
武器を使った対戦格闘ゲームである本作は、日本よりも海外での評価が高く、
全世界でシリーズ1100万本以上を売り上げる人気シリーズです。
本作では新キャラクターの「ダンピエール」や、
ゲストキャラクターに「God of War」の「クレイトス」を収録。
また、初の携帯機という事もありソロプレイでも十分楽しめるように、
新モード「ガントレット」というモードも収録しています。
ガントレットはミッションをクリアしていくタイプのモードで、
数分で終わるミッションばかりなので短時間でも楽しめるとの事。
クオリティを高く仕上げている分価格も若干高めとなり、
その点だけがネックなのではないかと思います。
格闘モノでは2006年発売の鉄拳DRがPSP普及台数350万台の時代に
10万本以上をフルプライス版で販売した実績があるので、
4倍近くに膨れ上がったPSP市場ですし期待値があがります。
その他のPSPタイトルは「PSP:忍者活劇 天誅 参 ポータブル」など。
天誅参はなんといっても価格が安いため、
とても売りやすいのではないでしょうか。
■DREAM C CLUB(ドリームクラブ) / 公式サイト
据置タイトルは携帯機に比べてやや地味なラインナップ。
その中でも予約を集めているのが「360:DREAM C CLUB」です。
アイドルマスターの後を追いコンテンツ収益も狙えるタイトルになるべく、
キャラクターの見た目やしぐさなどを研究しつくしたかに見えましたが、
予想以上に雑誌評価が低く、やれることも少ないようです。
たしかにキャラクターの見た目はかわいくまとまっているし、
やりたい事も明確な分、実にもったいないのではないでしょうか。
せっかく後を追うのであれば、アイマス超えを狙うくらいの勢いがないと、
ただの類似タイトルになりさがってしまいます。
あとは購入者の感想を待ちたいところです。
■360:F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN / 公式サイト
その他の据置機タイトルは「PS3&360:F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」あたり。
ホラーの演出とミリタリーFPSの融合したタイトルで、
前作は全世界で350万本のセールスを記録しました。
ネット上でPC版のレビューなどを見るとあまり高評価を獲得しておらず、
前作が良く売れたからという期待はあまりしないほうが良いかもしれない。
恋愛アドベンチャーが多数発売はされますが、
店頭の方では特定法人でのみ売れるため割愛。
■感想
タイトルが多い・・・というだけの週。
格闘ゲーム愛好者は少ないかも知れないが、
PSPのソウルキャリバーが一番しっかりしているかも。
スパロボ学園はもう少し予約が入ってもよさそうですが、
今のところ大きな動きをする気配はなし。
新型PS3のためにお金を貯めるという方も多そうですね・・・。







