■先週発売の新作動向
■Jリーグ ウイニングイレブン2008 クラブチャンピオンシップ
先週発売の新作で首位を獲得したのは約8万本を販売した、
「PS2:Jリーグ ウイニングイレブン2008 クラブチャンピオンシップ」でした。
PS2のみの発売という事などいくつかの要素が重なり、
昨年に発売された2007から大きく数字を落としており、
コナミ製品はパワプロ15同様かなり厳しい状況になっています。
新作2位は4万本強を販売した「DS:イナズマイレブン」でした。
消化率は3割程度と低いレベルですが、
10月からアニメ、11月からトレーディングカード、
引き続きTVCM、宣伝広告投入など今後伸びる要素あり。
ただ、レイトン教授のような爆発的なヒットになる可能性は低く、
予想以上に苦戦という見方をされる方も多いのではないでしょうか。
要は期待しすぎって事たって事ですかね。
新作3位は約3万本を販売した「DS:遥かなる時空の中で 夢浮橋」です。
消化率は7割を超えているようでなかなかのスタート。
熱心なファンが多いシリーズですので、
今後の新作もDSで発売なんて事も視野に入りそうですね。
その下には「DS:シグマ ハーモニクス」が約2.5万本の販売、
「PS2:メモリーズオフ6」「DS:東京魔人學園」が1万本強の販売でした。
■先週の旧作の動向
旧作では「DS:リズム天国ゴールド」が約5.5万本の販売で、
流通ではまだまだ品薄傾向となっています。
そして「PSP:ファンタシースターポータブル」は3.5万本の販売で、
継続的なTVCM投入によりまだまだ上位にランクイン。
先週にも書きましたが中古市場への登場が頻繁になっており、
そちらの動きが新品以上に良いという販売店も多いようです。
お盆休み期間の恩恵を受けてか先週データあたりからDSタイトルが微増中。
全体的に底上げされているだけにとどまらず、
めっちゃ太鼓、カセキホリダー、よゐこの無人島生活など、
予想以上に売れているタイトルが多くなってきています。
夏休み特需だとは思いますが死にかけていたタイトルだけにうれしいところ。
その他のタイトルはいつもどおり。
WiiFitが250万本間近ってくらいかな。
■ハードの販売動向
本体関連では全体的にふたまわりくらい縮小。
SCEはPSP新型発表にあわせて流通向けに大きな出荷をしたようで、
かなりのPSP-2000があふれているようです。
いくら1ヶ月以上の期間があるとはいえ、
当然ユーザーからは買い控えが起きるわけで、
もう少し市場全体を調整するようなやり方をSCEには
改めて考えてほしいと思う今日この頃です。
来月あたまからハード関連で色々動きがありそうです。


