■ニンテンドーDS
■アトラス
今週発売タイトルの中でイチオシは、
「DS:世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」です。
昨年1月に発売された前作はダンジョンRPGながら、
累計約15万本を売り上げる異例のヒットとなりました。
新作での仕様変更は職業キャラクターの「ガンナー」、
「ドクトルマグス」「ペット」の3種が追加された程度。
逆に変更点が少ないのは完成されたシステムだからこそ。
キャラクターイラストは前作に引き続き日向悠二氏が担当し、
その日向氏描き下ろしのブックレットとサントラCDが予約特典で、
初回発注分の約4割~5割となかなかの装着率となっています。
前作はじわじわ口コミで伸びましたが、
知名度が上がった分本作は初動から期待できそうです。
■マーベラスエンターテイメント
「DS:牧場物語 キラキラ太陽となかまたち」も今週発売。
前作「キミと育つ島」が累計で30万本を突破したとの事ですし、
年始に発売された派生タイトル「ルーンファクトリー2」も、
現在までに10万本規模となかなかの動き。
内容部分に大きな変更点は見られませんが、
プロモーションに女優の志田未来さんを起用するなど
力を入れており、前作同様ロングセラーが期待できそうです。
■エレクトロニック・アーツ
DSからはもう一作「DS:ポピュラスDS」に動きがあるかも。
1989年にイギリスで生まれたリアルタイムシミュレーションで、
スーパーファミコンなどで発売された懐かしいタイトル。
プレイヤーが神となり自分を崇拝する民族を繁栄させるRTSなのですが、
DSの直感的な入力方法にマッチした内容なのではないでしょうか。
初心者の為のチュートリアルもついていますし、
早期購入者特典としてガイドブックも装着される事になっています。
シムシティよりもユーザーを選ぶタイトルだけに、
大きな動きはしないかもしれませんが期待しています。
その他のDSタイトルは、
「JBハロルド」「パチ・エヴァンゲリオン」など。
■プレイステーションポータブル
■コーエー
PSPからは「PSP:無双OROCHI」が発売されます。
携帯機でありながら据置機レベルの仕上がりで、
ストーリーモードの2人プレイが可能となっています。
据置機の無双は分割画面での2人プレイなわけですが、
PSPでは1人1画面なのがいいですね。
現在の好調なPSP市場から考えると、
予想を上回る結果になる可能性も高そうです。
その他のPSPタイトルは「インベーダー」。
■プレイステーション3
■Xbox360
■スパイク
Xbox360からは「360:バイオショック」に期待。
本作は作り込まれたストーリーと美麗なグラフィックの、
ファーストパーション型アクションシューティング。
海外作品のローカライズに定評のあるスパイクから発売され、
テキストに限らずキャラクターボイスまで日本語化されています。
海外作品にありがちなオンライン対戦は搭載していませんが、
海外で高評価を得たタイトルですし是非日本でもヒットしてほしいところです。
■エレクトロニック・アーツ
PS3と360のマルチタイトル「PS3&360:バーンアウト パラダイス」は、
良くも悪くも洋ゲー臭たっぷりなタイトル。
ベースは車のゲームなのですが内容は通常カーレースゲームとは真逆で、
クラッシュさせる事を追求するなんとも洋ゲーらしい内容。
もちろん他にも楽しめる要素は多数存在しますので、
それぞれのプレイヤーによって楽しみ方は変わってくると思います。
しかし日本人の趣向に合っているかと言われると微妙で、
一部の方にのみのアピールとなるのが残念なところ。
オンラインにも対応しており最大8人までの対戦プレイも楽しめますよ。
今週は「ロストプラネット」「スタントマン」のPS3版も発売。
遅れての発売ですが「アサシンクリード」も遅れヒットでしたし、
360とPS3の購入者は思ったよりかぶっていないのではと感じます。
■Wii
■コナミデジタルエンタテインメント
今週発売タイトルで一番予想が難しいのが、
「Wii:ウイニングイレブン プレーメーカー2008」です。
据置機で勢いのあるWiiですが正統派のウイイレではなく、
独特の操作方法で遊ぶウイイレという事で賛否両論ありそう。
しかし常に新しい遊びを提供して成功しているWiiですので、
ウイイレでも成功し2009、2010とシリーズ化してほしいところです。
その他のWiiタイトルは「ミブリー&テブリー」。
■プレイステーション2
■セガ
本来であれば待望のリメイクという事で注目されるところでしょうが、
先にWiiにて完全新作が発売されましたので微妙な位置に。
しかもそのWii版がTVCMなどそこそこのプロモーションを行ったわりに
予想外の苦戦という結果になったため本作も期待薄に。
先にWiiもしくはPS2でリメイク、そして新作発売という、
王道的な流れに何故しなかったのが不思議なタイトルです。
内容が良いだけに大変もったいないタイトルです。
その他のPS2タイトルは、
「DDR」「スタントマン」「パチ・仮面ライダー」など。
■感想
タイトル数はそう多くないですがなかなか良質ぞろい。
固定ファンの多いタイトルですので、
そのシリーズや客層によってリピートしていく必要がありそうです。
世界樹は前作を超える初回出荷数となりますので、
初動から一気にダッシュしたいところでしょうか。
特典付きは上記の通りなかなかの装着となってますので、
amazonや各ショップでも再放出などありそうですよ。







