■ニンテンドーDSソフト
4月26日に発売され初週で30万本弱を販売した本作が、
2週目で11万本強を販売しゴールデンウィークを完璧に制しました。
累計販売数は40万本を超え、
FFというブランドの強さを販売数と消化率で証明しました。
次回出荷の5月下旬はそう多くはないようですが、
出荷されすぎるより少ないぐらいが丁度よさそうです。
DSでは今年FFブランドのタイトルがまだ控えていますので、
本作の伸びが今後発売されるFFタイトルの商機の基準となりそうです。
本作が長く売れれば後発タイトルも長い目で見れますし、
息切れしてしまうようなら2週間が勝負という感じで。
その他のDSタイトルも絶好調。
新作の桃鉄DSは2週目も勢いが衰えず約6万本の販売で、
累計販売数は13万本を超えたところで流通在庫切れ。
準新作のヨッシーアイランドは約5万本の販売で、
累計販売数は70万本弱まで来ています。
DSのカービィがこの辺から失速したので、
そろそろ落ち着く頃かもしれませんね。
定番のタイトルも通常週よりかなり多く販売されています。
先週の販売で気になった所は、
30位のランキング外だったDQMや200万漢検、
たまごっちにじべんちゃーが再びランクインしている事。
販売数はそれぞれ1万本強なんですが、
DSLite出荷数とGW期間に後押しされたと思われます。
DQM累計135万本強、200万漢検累計41万本、にじ累計9万強となっています。
■Wiiソフト
発売初週で5万本弱とあまり振るわなかったやわらかあたまでしたが、
2週目は初週よりも伸びまして6万本弱の販売となりました。
累計販売数は10万本を超えてはいますが、
まだまだ消化率は3割程度と思われます。
やわらかより1週間前に発売されたスーペーマリオは、
約9万本を販売し累計33万本まで伸びています。
一部量販店がやや多い在庫を抱えてはいるようですが、
任天堂からは毎週追加出荷が行われています。
それだけ好調だという事なのでしょう。
今後もスーペーマリオは定番として伸びそうで、
累計販売数がどこまでいくか気になるところです。
ワンピースは店頭在庫分の1.5万本を消化し、
ほぼ完売状態となってゴールデンウィークが終わったようです。
この3作が伸びているからと言ってWiisportsや
はじめてのWiiが止まっているわけではありません。
通常週以上の販売が行われたようで、
Wiiでも旧作と新作が好調に販売される傾向が出ています。
■任天堂ハード
ここまで任天堂ハード関連の状況を長々と語りましたが、
それほどGWの状況はすさまじいほど偏ったものになっています。
DSは20万台を2週続けて販売されWiiも8万台弱が販売されました。
この販売のシェアは本体市場のほぼ8割という結果に。
そして驚くべき事にゴールデンウィーク後半は、
ソフトランキングの上位20位までが任天堂ハードタイトルで、
ランキング30位内の27タイトルが同ハードタイトルという結果に。
なんとか30位以内に食い込んだ3タイトルを紹介。
■PSP関連
さすが往年の名作という事で、
長い期間売れる傾向になっています。
今週にも累計販売数は10万本に届きそうで、
リメイクの3990円でこの数字なら御の字ではないでしょうか。
PSP本体はGWの後押しで4万台弱の販売を記録しましたが、
モンハンP2の勢いは止まったようでランク外に転落。
今週からPSP本体の動向もかなり落ちる可能性も高く、
次なるヒットタイトルの発売が待ち遠しいです。
■PS2&PS3関連
シリーズ物の販売数が減少傾向にあるPS2市場で、
前作より伸びているプロスピ4が30位内にランクイン。
悪い野球関連ニュースを良く見かける昨今で、
野球ゲームの地道な伸びは不思議な現象です。
単に熱スタのユーザーがこっちに来ただけという事かもしれませんが。
そして30位以内タイトル最後のタイトルはペルソナ3フェス。
今週からは流石に勢いもありませんが、
フェスで14万本弱の販売は御の字でしょう。
PS3本体はGWの後押しもあり販売数は据置。
PS3ソフトはほとんど動きなしですが。



