26日ロイターが伝えたところによると、
記者団との懇談会でストリンガー会長が上記のとおり述べたとの事。
次世代光ディスクをめぐっては、
ソニー陣営の「ブルーレイ」と東芝陣営の「HD-DVD」で分かれている。
ストリンガー会長は、多言語対応機能や、インタラクティブ機能、
そして最大のディスク構造2層50ギガバイトの容量といった性能が、
30ギガバイトのHD-DVDより映画会社各社に受け入れられつつあると考える。
その懇談会にてストリンガー会長は上記のようにも述べている。
理由として、高額でリスクの伴う物だが、
発売時期を乗り越えれば、安価な他社ハードは恐れるに足らないとの事。
確かにブルーレイ支持の根拠としてはほぼそうであろう。
実際過去の記憶媒体戦争では大容量が勝利を収めているし、
事実上映画会社もブルーレイ援護の立場が多く見られる。
しかし、PS3に関しては論点から間違っていると思う。
まず、PS3は次世代ゲーム機ではない。
よって、ゲーム機であるX-BOX360やWiiと比べるのはおかしい。
そして発売時期は乗り切るものではなく、
当たり前に売り切れるものであり、順調に行くことがあたりまえ。
しかも、将来のゲームソフトに対応することを消費者は望んでいない。
今、現在楽しめる物を欲しているのである。
セガの戦略失敗としてよく耳にする言葉として、
「1歩進んだ物より、半歩進んだ物を」と言うのをよく耳にする。
そのとおり。消費者とはそういうものだ。
私のような輩にまであげあしを取られぬよう、
販売戦略やインタビューには細心の言葉選びをお願いしたいところだ。