曽田 正人
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■ストーリー
病床に伏す双子の弟「和馬」の前で、
日々の出来事を踊り続ける少女「宮本すばる」。
言葉すら忘れてしまう和馬へ意思を伝える為に踊っていた彼女は
最後に彼へ伝えたかった事が伝えられなかった。
そして6年の月日が流れた・・・。
過酷な日常と大きな哀しみが彼女の才能を育んだ。
天才の片鱗を見せつつもきっかけが掴めない。
踊りだけを純粋に。
そんな彼女の思いが最強のバレエダンサーの道へ誘う。
曽田正人氏といえば現在月刊マガジンで執筆中の
capeta カペタ がアニメ化もされているのでご存知の方も多いはず。
1995年に週刊サンデー連載が始まっため組の大吾 で人気を博し
一気にメジャーな漫画家の仲間入りを果たした。
本作は昨年末に映画化 が決定しましたので再度着目されること間違いなし。
ただ残念なことに現在はとある事情により休刊中ですのでいまだ未完結。
今後の展開に期待したいところですね。
作品の魅力は大切な人との別れにも屈せず
それを糧としてまで成長していく強さとそれに見合う環境。
否定的な意見も多い中何故か最後には同調させる説得力。
そういう不思議な魅力を持つ主人公の生き様に魅入ってしまいます。
バレエという題材の漫画は多数あれど大半は少女漫画。
曽田氏の漫画にはいつも鳥肌が立ちます。
是非ファン以外の方にも読んで頂きたい作品です。