AKB48の新曲「フライングゲット」が先月発売され、初日に100万枚を超える売り上げを記録した。CD不況とと言われているこの時代に、この売り上げは快挙だ。そんな怒とうの勢いを見せているAKB、10月26日に23弾シングル「風は吹いている」の発売が発表された。世間ではすでにAKB48に飽きてきている人も多いようで、ミリオンヒットを記録しないのではと思っている人も多い。しかしそんな思いとは裏腹に、新曲の発売発表と同時に尋常じゃない数の予約が殺到しているのだ。
全国のCDショップでは、何とほぼ初回盤の入荷数の予約が予定数に達してしまっている。それだけではない。amazonなどのネットショップでも完売である。ということは発売日に手に入れることは予約なしでは不可能になってしまったのだ。ここまで予約が殺到するのは異例ではあるが、それには大きな理由がある。1枚1600円のCDにはある特典が入っているのだ。
実は今回の新曲には、来年1月に開催が予定されている「リクエストアワーセットリスト100 2012」の楽曲投票券が入っているのだ。この「リクエストアワー~」は毎年1月にAKB48(SKE48・NMB48・SDN48も含む)の楽曲をファンが投票して順位を決めるコンサートである。必死なファンは自分の推しメン(好きなメンバー)が入っているユニットに大量の投票するのが恒例。総選挙でファンが必死に投票するのに近い。この投票券のほか、これまで通り全国握手券も入っている。
大量投票を目論んでいるファンにとってはこの投票券は全国握手券より大事であり、必然的に彼らは買い占めに走ってしまう。逆にこういった買い占めるファンがいることを知っている転売屋もいるので、CDに大きな需要が生まれたわけだ。転売は決して良いことではないが、これがAKB48ブームの屋台骨になっていることも事実。あとはファンの財力がどこまで続くかが鍵になりそうだ。
