誰かと比べる必要はない | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

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大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

ブログに来ていただき有難うございます照れ


以前にこのタイトルでブログ書いていたのですが、なぜか内容が全然違ってガーンガーンガーン

なのでそちらは削除して改めて記事を書きたいと思います照れ


【誰かと比べる必要はない】

これは私が皆さんにお伝えしたいことのうちの1つのテーマであり

私が私自身に強く伝えたいことです。


成長したい時、ライバルという存在はとても大切だと思います。

切磋琢磨し合えるから、自分が思っていた以上に成長できることってありますよね。


日々は成長だと思っているのですが、

その比較対象は他の誰かではなく自分自身でよいということです。

病気になる前の自分と比べる必要はないし、今がどん底というのなら比べる必要すらありません。

成長していると実感したい時に、過去の自分と比べればいい、ということです。


過去の自分。

それはそれは頑張り屋さんで(笑)もう自分で言っちゃうくらいニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

全速力で走るのが好きというか、そういう価値観で生きていたというか。

なので過去の自分と比べると、怠けてるなぁとしか思えませんチーンチーンチーン

でも、それは表面的なことであって心の充実であったり身体への負担であったりを考慮すると

星自分を労われるようになった

星自分を許せるようになった

星自己肯定感は立ち直っている

と思います。そういう意味では成長してると思える照れ



一時期の私は、線維筋痛症でも乗り越えて頑張れるよお願いという姿を示したくて

ある意味、自分を蔑ろにしていたところがあると思います。

タラー普通の勤務をこなす

タラーみんなと同じように働く

これ、何のためにだったのかなぁと。

私自身のためだったのか、意地だったのか、経験のためだったのか…

色々考えた結果、子供も生まれて役割も増え私の健康体はより重要になったわけで。

もう、そろそろいいんじゃない照れ?

という感情がようやく定着してくれて、ようやく9ヶ月くらいになるかなゲローゲローゲロー

長かったですよ、自分を解放するまで(笑)



どういうことかというと…

『なにも、わたしが最前線の救急現場で働かなくとも、線維筋痛症を乗り越えて頑張ってるよということは伝わる』

という至極当然のようなこと滝汗


私だけの希望で今の職場でずっと仕事をしていたわけではないのですが、

医師の世界って研修やらなんやらと色々あって基本的に医局に所属していたら好きなところで働くということはできません。

医局といういわゆる派遣会社のような存在からの辞令で異動していくのが一般的です。

私はそうやって異動を重ねることが体調にどれだけ影響するかを加味して、

医局所属をせず一般的に医局制度が少ない救急に進んだということも救急医を選んだ経緯の一つでもあります。

あとは主治医制ではないこと、決まった外来枠を持たないことが制度的な決め手です。

もちろん分野的に関心があったことは言うまでもありませんが…滝汗一応。


仕事を始めて8年目。

2度の出産を経て復帰してというバタバタなキャリアです。

そうじゃなくても女医の離職率は高い…なかなか働きながら子育ては難しいです真顔

そんな中、続けてきたのですが

『もう、いいんじゃない照れ

ってね。

そう思えるって、素敵(笑)



そんなこんなで職場を変えようと思ったのですが人手不足も手伝って叶わず笑い泣き笑い泣き笑い泣き

今年は業務内容を変更することでお互いwin-winとなる関係を保っているわけです。

もちろん業務内容を変更したと言っても医師としてちゃんとフルタイム勤務していますウインク

簡単に言うと、日中業務で走ったり人持ち上げたり激しいことをする業務から身を引いたということです滝汗

ちなみに、当直の時は引き続きやってますが、

日中は基本頭と口を使う業務が主軸になったため、身体を痛める頻度はだいぶ減りました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

私が体を痛める動作のトップクラスにあるのが心臓マッサージや自分の身体を労らずに行ってしまう緊急処置です。

これ、救急医とセットの業務なので、これを続けている以上ある程度のところまでしか良くなれない状況なんです。

でもこうやって8年目に突入して、当初思っていた

『この生活でもここまでよくなれるだろう』

という限界値はドンドン伸びていて、自分でもビックリするくらい元気にしています。

元気になってるのに不思議ですよね。

もういいんじゃない?っていう気持ちが出てくるって。



この仕事を続けられないわけじゃない。

頑張れば続けられる。

でもそれは何のための頑張りだろうかと思った時、もういいんじゃない?にたどり着いたんだと思います。


周りのスタッフと比べたら、本当笑われるような話だと思いますよチーン

でも、もう比べないから大丈夫。

私がわたしを認めていればそれで十分なわけです照れ



ここまで物理的にハードな追い込み方をする人は少ないかもしれませんが

精神的にもっともっとハードにご自身を追い込んでしまっている方は沢山いらっしゃると思います。

誰かと比べるのはやめて、頑張ってきた自分を少し労ってみてはいかがでしょうか照れ照れ照れ


そしてまた顔晴りましょうラブラブ