さてさて、24日から28日まで北海道に帰省してきたわけなんですが、auショップに行ってきたんですね。
嫁の姉さんはガラケーを使っているのですがスマホにしたほうが料金が安いんですね。
というのも実家はauひかりを使ってます。一家全員携帯はauです。
スマートバリューという割引があって、家の固定回線をauひかりを使い更に携帯をスマホにすると、スマホに1480円の割引が2年間かかるというものです。
全部auにしましょ。安いよ、みたいなそんな割引です。
お義父さんお義母さんはらくらくホンのガラケー使ってますので、流石にスマホには変えられません。逆に高くなるし。
ならば使いこなせるであろう姉さんをスマホにすれば少し安くなります。
ということで、手続きをしに北海道のauショップに行きました。
入店して、まずは見た目はどれがいいのか展示してある携帯を見ながら姉さんに説明しようとしたら、店員がカウンターに座れ!と催促してくるのです。
僕が機種変するなら決め打ちで速攻カウンターに行って手続きしてさっさと終らせるんですけど、今回は姉さんの機種変です。ゆっくり見せてからが良かったんですけど、カウンターでモック(見本)を出してもらえばいいかと思い、カウンターに座ります。
ガラケーからの機種変です、と伝えたところタブレットを取り出してなにやら説明を始めます。
iPadに料金シュミレーターが入ってるんでしょうね。端末を選んでプランやオプションを選択すると月々の料金が表示されるんです。
しかしここで僕はアングリーになります。イカシンイカシン怒り心頭、略してイカシン。
僕も量販店で様々な商品を売ってきました。僕の経歴をちらつかせると量販業界の会社は喉から手が出るほどほしい人材なのです。
実績もさながら経験も半端ないです。
言わば販売の貴公子といっても過言ではありません。なので接客販売にかんしては口煩いんですが、その店員は僕をイラつかせてしまったわけです。
ヒアリングを全くしないんですよ。タブレットを取りだし料金シュミレーターで説明するのはいいんですが、機種はアローズで料金はこれです、みたいな。
勝手にアローズでがしがし説明してくるわけです。しかも下手っぴ。ガラケーとスマホはプランが違うので料金も高くなるんですが、その説明が下手なの。
嫁さん一家は機械には疎くて生まれたての赤子と一緒です。そういうお客には例え話を駆使して分かりやすく説明するもんなのですが、あまりの説明の下手さでお姉さんはよく分かっていなく、ポケーッとしながら聞いてます。頭からハテナマークが出ています。
購入してもらうには第一にヒアリング。そこからの提案がセオリーなんですが、このバカタレはヒアリングなどせずに一方的に説明。狂おしいほどのマシンガントーク。なにがこいつをそうさせるのかとまで思うくらい延々喋り続けアローズにさせようとしてきます。
理由は端末代金が月々0円なこと。ここでよく分からない人は「じゃあそれで」と言ってしまうでしょう。ガラケーからスマホにするユーザーなんて分かってない人が多いです。
しかし僕は販売の貴公子。富士通には申し訳ないですがアローズのスマホなんて使えたもんじゃありません。過去のアローズはアホみたいな発熱、バッテリーの減りが早い、画面の不具合、et……あげたらキリがありません。もちろん昨今のアローズは悪くないんですけど、いいスマホなんてたくさんあります。
ここでのポイントはやたら店員がごり押ししてくることです。
僕はマシンガントークしてるのを横目にカタログを開き、機種が載ってるページを開きます。
それをスッと姉さんの差し出して「アローズはやめた方がよいよ」と店員の熱弁を一蹴。初めて使うスマホが最悪だとスマホ使いにくいって悪いイメージ植え付けちゃうから、いいやつにした方がいいってのが精密機械を選ぶ上での僕の信条。
それに血は繋がってないけど、親族なわけですから。いいものを選んであげたい。
しかしここで店員も謎なプロ根性を出してガシガシ突っ込んでくるのです。
店員「KYOCERAもいいですよ」
僕「2コアじゃん。4コアじゃないと」
何故そんなに中途半端なものばかり進めてくるのか。僕はトップギアに入れて引き離します。
店員「そうしますとーー」
僕「おすすめは、Z1と。Note3かな。シャープはたまに画面の不具合が起きるし、富士通も結構難点あるしね」
店員「え、不具合?」
僕「Z1はカメラ性能がいいよ」
店員「おっしゃる通りです。いつでも高画質で撮れますからね」
僕「ただオートモードで写真撮ると結局画質下がるからね。別売りで一眼レフみたいなレンズつけると一眼レフになるみたいなスマホだけどそこまでやらなければいいよ。あとはSONYって紫色は上位機種じゃないと出さないんだよ。パソコンとかでもそうなんだけど。だからこのスマホも上位機種にあたるのよ」
店員「あ、そうなんですか……?」
僕「Note3は僕らが使ってるやつさ。画面大きくてタッチペンついてるやつ」
姉「これねー」
僕「そうそう。カメラがいいやつか、画面大きくてタッチペンついてるやつか」
姉「タッチペンがいいなって思ったんだよね」
僕「じゃあこれだね。色は白と黒あるよ」
姉「いままで白色使ってたから白で」
僕「だそうです」
店員「……かしこまりました」
無事端末も決まり手続きするだけになりました。
最後にお詳しいですねなんて言われて「東京で仕事で扱ってるんです。固定回線も携帯も全部案内出来ます」とだけ言っておきました。すると「ここ今求人してますよ」なんて謎のスカウトされる始末。金に折り合いつけばと言いたいところだけど、鼻くそ飛ばして断っておきました。
結構お客様から説明がなくて買った。同じものずっと勧められて買わなかった。態度が悪い。人の話を聞いてくれない。こんなお声をよく聞くんです。
こっちが分からないのをいいことに変な端末買わせようとしてるんだろとまで言われてるのを見たことがあります。
僕はそんな雑な案内はしないので必ず納得して買ってもらうんですが、スタッフのスキルによって変わってきます。
やっぱそうなっちゃうと「この携帯会社のスタッフ」と見られるので、大元の携帯会社としての評価になってしまうので、あの携帯会社は駄目だなんだって言われ、あそこは使わないって烙印を押されてしまう。
それって本当に勿体なくて出来ることならユーザーに満足してもらいたいわけじゃないですか。
だから僕はその辺りには厳しくやってしまうんですけど、僕のもっとも嫌いなヒアリングをしない店員だったので余計ヒートアップしてしまいました。
充電器を買うため945円のACアダプタを微量に貯まってた872円分のポイントを使い差額を払おうとしたら、
「お差額分は結構です。今回私はなにもしていませんから。よければフィルムも差し上げます」
とまで言われる始末。
いや、ここまで本当にするつもりなくてまさかそんなこと言われるなんて思ってもみず。
申し訳ないことしたなーと端末を受け取って帰路につきました。
横できゃっきゃしてる姉さんを横目に、急に出てきた霧を見ながら反省してたわけです。
今度からはもっと控えめにしようと心に決めたわけです。
自宅に戻り姉が言いました。
「電話帳なにも入ってないよ」
店員の野郎本当になにもしてませんでした。
控えめとかとんでもない。もっと徹底的にやるべきでした。
ショップの閉店時間も過ぎていてため120件ある連絡先を泣きながら手打ち入力するのでした。
結果、途中まで僕の勝ちでしたが、対決シリーズとしては店員のしてやられた勝ちで幕を閉じました。
どうしてくれるんだよ120件も……。