それまでろう者と対面したことのなかった私には、
色々と学ぶことがあります

音が聞こえる私にとって、
耳の聞こえない世界にいる人と100%の理解をしながら
コミュニケーションをすることは難しいと思うのですが、
それは良く考えると、違う言語を喋っている人との
コミュニケーションが難しいのとそれほど違わないかもしれません
(いやいや、きょうび同じ言葉喋っててもぱーぷりんのことが…)
私がひとつ大きく認識を誤っていたのは、
手話ができなければ文字を書いてやりとりすれば
よいと思っていたことです

これは、必ずしもそうではないということを
手話通訳さんから教えられて、「あっ!」と
思ったのでした

中途失聴してしまった人は、
音声言語を修得した後で聞こえなくなっているので
母語は(この国では)「日本語」ですが、
生まれた時から耳が聞こえない人の
母語は「手話」なんです、と
手話通訳の方が言うのを聞いて
なるほど、と、頭の中で手をポンと手を叩いた私です

若者をはじめ、多数のろうの人たちは、文字でのコミュニケーションも
できるのでしょうが、そうではない人もいると

もうひとつは、
会合などでたくさんの人が喋る時、
耳の聞こえる者だけだと 途中から口をはさんだり、
質問に他の人が答えるといったやりとりが流れるのですが、
耳の聞こえない人にとっては、誰がどこから
いつ話をしているかが よくわからないので、
発言者は手を上げて発言してほしいと
言われたことです

確かに、途中で急に話をし始められると
手話通訳さんも「あの人が発言している」と
指をさして始めておられるので、
大変なことなのだと思います (>_<)
とはいえ、わかっていてもついつい
ぱあっと発言をしてしまうのが健聴者のクセで、
途中で「すみませ~ん」と また余分な手話通訳を
させてしまうことになる私たちです
