ようやく診察の日を迎えられたのでその記録です。

日本の先生のアドバイスにより、これまでに自分に起きた全ての症状を現地語で書きだして持参。横にはもう一人同じ科目の先生がいて、私が書いたものを一つ一つ読み上げ、先生がそこから何か思いつくたびに私に質問をする形で診察は進んだ。

内容は発症の経緯の記事に書いたことほぼそのままで、新しく聞かれたのは


「髪の毛は以前より抜けるようになったりしていないか?」
「足の甲は何か起きなかったか?」
「家族に関節炎の人がいるか」

私の答えは


抜け毛が気になっていた。
足の甲は半年前に折った。
家族に関節炎の人が複数。

それから聴診器、触診。改めて確認すると自分で想像していた以上に痛いところだらけだった。
まず最初に、私が楽器を吹くことはもう不可能だろうとのこと。

この国ではリウマチ科は私の保険では適用外なので、日本に帰国して治療を受けることも考えたことを話すと今の状態で日本に行くべきではない、と強く止められた。理由は私がアレルギー体質で日本では特に症状が強く出るため。

診察を終えた先生がもう一人の先生に、君はどう思う?と尋ね、聞かれた先生は俯いて小声で「残念ながら○○かと」と答えていた。先生は僕もそう思う、と言って書類を作成すると検査を受けてもらうねとその紙を私に渡した。もう一人の先生が親切に「手伝ってあげるから安心して」と受付の方に話してくれ保険のデスクに案内され、検査が始まった。

言葉の意味が分からなかったので検査用紙を提出する前に写真に撮った。翻訳すると診断名の欄に「脊椎関節炎」という文字があった。その横にはハテナマーク。疑いということだろうと理解した。

この日は血液検査、尿検査、レントゲン検査を受け、翌朝に腹部エコー検査を受けて帰宅した。腹部エコーは異常なしとその場で言われたが、痛そうだったけど痛みがあるのか、と聞かれ、痛いと答えた。腹部の皮膚のしこりが痛かったと答えた。問題は皮膚?少なくとも中は大丈夫とのこと。

次回の診察は来週。先生の見立てでは「おそらく4年以上前から既に発症していたのではないか。」とのこと。まだ検査が続くので薬の処方は無し。それまでまだ耐えないといけない。