どなたにも師匠がいますように
私にも師匠がいました。
破門されているようですので
向こうからは縁を切られてますが
今になって教わったことが
ずいぶんと役に立っております。

講師は他の資格の勉強はするな。
他の講師の講義を聞いても無駄
他の世界を参考にしろ
例えば落語と浪曲だ。
なんて言っておりました。

とんでもねえへそまがり野郎だな
ずっとそう思ってました。

あれから20 年近く経過しまして、
あの時代の師匠の年を超えました。

話しを聴いていただく
ということは
芸人さんも講師もおんなじだ。

これがわかるようになったのは
つい最近のことでした。
YouTubeのおかげです。


姉弟子の青木久美姉さんは
それこそ20 年くらい前、
大阪からわざわざ浅草にきて
浪曲をきいていました。
姉さんはすぐに売れっ子になり
うらやましいなと思いましたが、
こういう行動の差が
芸の差になり人の差になる。
まだ姉さんの背中は遥か彼方です。

今はYouTubeで寄席が見られます。
重たい腰を上げなくても
芸人さんの素晴らしい芸が
すぐに見ることができます。

貼り付けた伯山ティービーは
寄席のダイジェストや楽屋風景を
見せてくれます。

こういうダイジェストをみて
お気に入りの芸人さん見つけて
観に行くことができます。

伯山ティービーのおかげで
師匠が見に行きなさいと
言っていたけど行かなかった
浪曲がどういうものなのか?
垣間見ることが出来ました。