リゾートマンションの影を知ったのは
不動産競売流通協会の青山社長さんの
講演でのこと。
苗場の45平米くらいの40年前には
3000万円した部屋がその時は1万円
の売却基準価格でも売れない話しをき
いて、そりゃあそうだよなと思ったの
ですが、今回のサンハイツ白樺の里に
登場してくるのはマンションではなく
木造アパートの区分所有建物。
区分所有建物はRCでなければいけな
いなんて決まりはなく、木造アパート
でも存在しているわけです。
実は初めて見ました。
先に申し上げておきますが、白樺の
里の全ての建物が木造区分所有建物
であるわけではなく、管理が不十分
な建物も一部です。
実際にきちんとお手入れされて実住
されている方々もいらっしゃいます。
ここで問題視されるのは(と言って
も50年近く前の話しではあります
が)売主の磯村建設。
のどかなテレビCMを打っていたあ
の磯村建設です。
吉川さんに承諾を得ていないのでほ
んの少しだけアレしますが、
元々貸別荘が目的で作られていて、
オーナーが使わないときは賃貸でき
るというコンセプトだった。
あくまでも避暑としての利用が考え
られていたので、冬場の対応ができ
ているのかがアレ。
嬬恋村は冬場一番寒いとき△20 度
くらいになる。以上。
不動産というか建物はメンテナンス
が命ゆえ、適宜行わないと気がつい
た時にはかなり劣化が進行してしま
っていることもあり得ます。
なんとも気の毒なオーナーさんもい
ると思いますが、後進の我々の学び
とさせていただくことをお許しくだ
さい。
エンディング行きます。
ウインターズテール 高野寛&田島貴男