数年前に本革製のトートバッグを買って

何回か使ってみた。

非常に良いバッグなのだが、違和感があ

った。私に似合わないということだ。


一方、オッさんが使う手提げ式ナイロン

のブリーフケースは違和感がない。

似合う似合わないなんてまるで関係なく

使えてしまう。でも、入る量が少ない。

私が使っているものは9リットルまでし

か入らないが、そもそもそんなにモノを

入れておくものではないのだ。


トートバッグは荷物が多かったりすると

きに威力を発揮してくれる。

夏場は必ず上着を持っていくのだけど、

上着がポンと入ってくれる。

ブリーフケースだと丸めないとダメだ。


ブリーフケースでは荷物が入りきれない

ときは、と思ったトートバッグだったが

リュックにその地位を奪われたw


ただ、左肩が痛むゆえにかつてほどの頻

度でリュックが使えなくなってしまった

今は、右肩だけで使えるトートバッグに

活躍してもらうこともある。

背に腹はかえられないので、似合わない

から使わないという選択肢はもうないの

かもしれないがどうだろう。


私がメガネが似合わなかろうがトートバ

ッグが似合わなかろうが、誰も私のこと

など見てはいないのも知っている。

だから前だけを向いて生きていけばいい

とはいえ、トイレの姿見に映る自分の姿

を見て、弾丸のような腹と四角い顔そし

てごま塩みたいになった頭に、似合わな

いメガネとバッグはなんともアレだ。


顔は死ぬまで四角いままだろう。

左肩も尾てい骨の上も痛いままだ。

似合うメガネがない。

トートバッグが似合わない。

まあ、事実は認めるしかない。

強い気持ちでいく。

痛いオッさんで十分だ。

逆に、イジられたらそれは持ちネタ

にしてやろう。

今日からトートバッグで歩こう。

いや、今日は仕事がなかった。