どっこいしょの語源は六根清浄というのは?ではないか、という推理。 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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六根清浄
ろっこんしょうじょう

六根が,修行することなどの功徳によって清らかになること。このとき六根は完全に調和した理想的状態にいたるという。
 
六根清浄。
ろっこんしょうじょう。と表音するこれが、どっこいしょの語源とする説が、ネット上に読み取れます。
六根というのは眼,耳,鼻,舌,身,意。すなわち視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感(覚)に加え、それを超越したいわゆる第六感ということばで知られる、心を加えた人間の本質六根というのは、修行を通じて研ぎ澄まされ、実はそれは現世ではなく来世によって仏としての、最低限の備わっている資格としての免許を、現世で会得せよ。という意味です。
 
ですから老人になって、もうひとつ頑張り踏ん張りを出すべく、掛け声としていうどっこいしょは、まさしくこの死んで来世に、自身の免許を皆伝すべくあとひとふんばりしようの意図が、この六根清浄の転化、どっこいしょになったといわれています。
 
もっともここまでネット上には書いてありませんが。
 
たしかに一理あります。
でも、本当にそうでしょうか。という推理です。
 
 
これは独鈷杵というもので、金属でできた昔の武器です。
解説によっては異論もありますが、金属でできた武器を金剛杵といいます。その総称が独鈷杵でどっこしょうと表音します。
 
六根清浄というのは、宗教の修行のひとつである、山岳を歩き続けるというのがあり、その際に杖一本が与えられます。
一節にこれも独鈷杵で、修行の守り武器、サポーターという位置付けがあります。
 
すなわちこの杖が、どっこいしょの語源になったとも推理できるわけです。
 
さて、どちらを支持しますか?