今日はことばの日 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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言葉(ことば)の語源・由来
言葉の語源は、「言(こと)」と「端(は)」の複合語に由来するとされる。古く、言語を表す語は「言(こと)」が一般的で、「言」には「事」と同じ意味があり、事実にもなり得る重い意味を持っていた。そこから、事実を伴なわない口先だけの軽い意味を持つ語として、「端(は)」が付けられて、「ことば」という語が生まれたとされる。

ネット上を調べますと、上述のように書かれていて、「へえ、そうなんや」と堺すすむの漫談ワードのように、単純に納得してしまう塾生諸君。

まず言葉を上述のように「ことのは」というように「言葉の端」という説明になっていますね。

では、漢和辞典を少し開いてみてください。
「言」という文字に記されている表音は、「い(う)」「げん」とありますが、「こと」とは記載されていません。

「言」という文字は「平」と「口」で構成されていて、ではどうして「平」なのかということですが、「平」という文字は、語気が乱れることなく同じ音質で口から出ている状態を「平」といい、平和ということばは戦争や喧嘩もそうですが怒鳴りあいますね。そういう状況がない状態を同じ穏やかな音質で和むから平和となったわけです。

さて、「云」という文字がありますね。
「伝」という文字は「人」と「云」です。

この「云」というのは本来「いう」ではなく、意味としては「かくのごとし」ということで、平たくいえば「こうである」という意味です。

つまり断定したことを口から発することを「云」という文字が持っていて、ことばというのは、本来「こうである」と断定した意志が、本人をしてまだ確固たる信念をもって口に出して発していない、すなわち端緒、部分的なものを、「云端」こうあるべき一端として「ことば」という単語が生まれたわけです。

ですから「ことば」は「言葉」でも「言端」でもなく「云端」が正しい文字ということになります。

「言」という文字に確固たる信念はありません。
ですから口は災いの元というのは、いい加減な「言」、すなわち平和ボケした意識で、ものを語る真剣さに欠けた今時の大臣の言辞(げんじ)であり、以前にも書きましたが、武士に二言はないというのは、「云端」という紛れもない「ことば」であるわけです。

言葉はいい加減でも、二言はない「云端」は云ったことに責任、命を懸けるのが、本来の「ことば」であるわけです。

伝えるということばは、いつも云うように、正確に相手に理解させることが「伝える」であり、「人」が「かくあるべき」ことを「端」つまり中途半端にいうのではなく、得心させるという意味が、「伝える」ということです。

え?このブログですか?
さあ、口から出任せの「言葉」かもしれませんよ。
なにしろみなさんに尊敬されない先生の「言葉」ですから。