星田妙見宮 | 日日是幸日

星田妙見宮

久々の神社参拝記事ですメモ


大阪府交野市星田にある星田妙見宮

(正式には小松神社という)


日日是幸日

奈良市内から40分ほどで行ける場所にあり、

近くには饒速日尊(にぎはやひのみこと)が

天の磐船に乗って、降臨されたとの伝承が残る

磐船神社(いわふねじんじゃ)がある。


そして、ここ交野ヶ原にはもうひとつ降臨伝説が…


816年。弘法大師が唱えた秘法により、

七曜の星(北斗七星)が降臨し、3ヶ所に分かれて

地上に落ちたと云われている。


その内のひとつがこの星田妙見宮であり、

その隕石が御神体とされている。



日日是幸日



日日是幸日


日日是幸日 日日是幸日

いかつい顔の狛犬


日日是幸日


長い階段を昇っていくと拝殿が見えてくる。

許可を得て拝殿の中からお参りさせて頂いた。


本殿は無く、拝殿の中から2体の巨石をガラス越しに

拝するようになっていて、その存在感に圧倒された∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



【ご祭神】 


天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)


高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)


神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)



仏教にては…北辰妙見大菩薩(ほくしんみょうけんだいぼさつ)

道教・陰陽道にては…太上神仙鎮宅霊符神(たじょうしんせんちんたくれいふしん)


それぞれ神道、仏教、道教における北辰を指します。

北辰とは北極星のことですね。

すべての星は北極星を中心に巡ることから、

昔の人は北極星に対して特別な思いを抱いたのでしょう。


そこから北極星は全宇宙を司る神として、崇拝されるように

なり北辰信仰が生まれました。

      



日日是幸日


拝殿前に吊るされた大きな方位磁石。


見上げてたら首が・・・イテあせる




日日是幸日

拝殿左側から


日日是幸日

織女石(たなばたせき)


この石が816年に落ちてきた隕石!?


日日是幸日
拝殿右側から


奥にも注連縄が張られた巨石が見える。


日日是幸日
【鎮宅社】 太上神仙鎮宅霊符神、須佐之男命、饒速日尊

【三宝荒神社】 三宝荒神


日日是幸日
登龍の滝


水量が少ない滝で、奥にはお不動さんが祀られている。

案内板によると、816年の隕石はこの滝壺が落下地点のようだ。


神職さんのお話によると、この場所から現在の拝殿の前に

徐々に石が運ばれてきたらしい。

あんな大きい石(隕石!?)をどうやって運んでんやろ!?



日日是幸日



それにしもこの交野の地は、星に関係する地名や

神社、または降臨伝説がとても多いように思われる。


それは古代この地に実際に大きな隕石の落下が

あり、多くの古代人がそれを目撃していたのかもしれません。


この近くにニギハヤヒが磐船で降臨してきたと

云われるのも、古代人が隕石の落下を見て

ニギハヤヒという神が降臨してきたと思ったの

かもしれませんね。


饒速日尊(にぎはやひのみこと)


速日」という漢字は「速い火」とも解釈できる。


また、ニギハヤヒは「天火明命」とも呼ばれる。

紐解けば「天からの明るい火」。


速い火」も「天からの明るい火」からも連想できるのは、


隕石!?


もしかしたら、ニギハヤヒは隕石の神様!?


な~んて思ったりしてべーっだ!


ニギハヤヒ。謎多き神ですね。




ちょっと脱線しましたが、謎とロマン溢れる
神秘的な神社でした(°∀°)b