小さくても大きな神社~大倭皇女宮
笠山荒神社(前回記事参照 )の駐車場から200mほど先の丘の上に
小さな鳥居が建っているのが見えました![]()
気になるので行ってみることにしました
人があまり立ち寄らないようなところにひっそりと小さな鳥居と祠が
あります。 看板を見ると『大倭皇女宮(おおやまとひめぐう)』と
書かれています![]()
『日本書紀』や『古事記』では、倭(やまと)と名がつくのは皇女や
天皇妃など、天皇家と深く関わる人物である。
ご祭神は、大日霎貴命(おおひるめのむちのみこと)
栲幡千千比売命(たくはたちぢひめのみこと)
玖邇阿禮比売命(くにあれひめのみこと)
『日本書記』では天照大神のことを最初「大日霎貴」と表記され、
そのあとに、「一書に曰く」という表現で「天照大神」と表記されている。
大日霎貴の「大日」は太陽を表し、「霎」は巫女を表す。「貴」は尊称。
つまり、大日霎貴とは「太陽を祀る尊い巫女」という意味になります。
「太陽を祀る尊い巫女」というと連想されるのが、邪馬台国の女王
「卑弥呼」ですね。
ということは大日霎貴命=天照大神=卑弥呼?もありえる話なのかも
しれませんね~(°∀°)b ![]()
鳥居の横にある看板に「拝礼の作法」が書いてありました。
一般では二礼二拍一拝なのですが、ここは珍しく
「一礼、一拍、一拝」にてご拝礼するそうです。
「一礼」…聖地内に充満する霊気を心と身体に感受させて、
生まれ、生かされている命の尊さと、生きようと
努力する自己の存在に感謝をもって一礼する。
「一拍」…左手のひら(陽・霊)、右手のひら(陰・身)とし左手のひらの
中指の一節まで右手のひらを引き、陰陽の和と霊尊・身従の
礼をもって胸の前で合掌する。
聖地の陽の気をゆっくりと伊吸し、自己の体内の陰の気と
調和させ、両手を左右に大きく広げ一気に伊吹し、全身全霊を
こめて両手のひらを勢いよく合わせ打ちならす。
一拍の活気の響きが至誠となり、天地開闢の音霊と共鳴し、
邪念妄想が祓い清められ、諸々の災禍を除き正神の発揚
する瑞祥の気が満ち溢れる。
「一拝」…万物が火と水との交流から結昌する事を畏敬し、聖地に直立する
下半身と、地面に平行して深々と拝礼する上半身を、縦(火)
横(水)に流動する火水(かみ)の生成と活性の姿ととらえ、
躍動するエネルギーを自己の中で自由に往還させる。
作法の通り一礼、一拍、一拝。
拝でもかしわでもひとつひとつ意味を観想しながら行うとなにげなく
拝礼するよりももっと、この場のご神気を体中に感じることができました![]()
見過ごしてしまいそうなこのお宮も、たまたまこうして参拝させてもらうことが
できたのもなにかご縁なのでしょう。
こういったところでお参りさせてもらうと、普段の生活で忘れがちな
思いやりの心、感謝の気持ち、自然に対する畏敬の念を思い出させて
くれます。
ありがとうございます。

