今週もひとり言を言います。
偉い方が介護保険事業の
展望を語られるとき、
「事業所が選ばれる時代だ」
「これまで同じでは生き残っていけない」
という話を必ずされます。
現場への危惧ともとれる
これらの言葉は利用者さんの
ニーズを知り、魅力ある現場を
展開する必要性を説いているのですが、
違和感を感じるときがあります。
都市部では実際「利用者さんの
取り合い」という現場同士の
競争もあるようですが、
それが必ず利用者さんへの
最善のサービスなのかといえば
疑問があります。
例えば利用者さんの意見よりも
家族の意向が反映されることだって
あるでしょう。
サービス内容はどうだって
いいからとにかく認知症の
重度なおじいちゃんを一日預かってほしい
というニーズも当然あります。
本当はデイサービスに行きたくない
誰にも会わず、自宅で過ごしたい
というニーズだってあります。
つまり魅力あることが選ばれる
サービスではないと思うことがあります。
また都市部で起こっている現象が
必ず地方や田舎で起こるとも限りません。
都会で起こっていることが何年後かに
田舎にやってくるということを実しやかに
いう方もいらっしゃいますが、
それも違うと思います。
「都会では・・・」というのは
不安を煽っているようにも感じます。
田舎には田舎の地域性があり、
そこにあったデイサービスの
スタイルを作ればいいのです。
現状に満足せず、向上心を持って
サービスを提供することを
忘れなければ、道は見えてきます。