今週もひとり言を言います。


皆さんの現場にも利用者さんの

作品が飾られていると思います。


デイサービスで行った塗り絵や

工作など・・・。


しかしそれらを展示する際に

本人さんの「許可」を得ている

でしょうか・・・。


先日こんなことがありました・・・。


俳句が趣味の方にある職員が

お願いして、俳句を即興で

詠んでいただき、それを職員が

書きました。


別の職員がそれを目立つ場所に

飾ったのですが、本人さんは

「恥ずかしいからはずしてほしい」と

言われました。


それでも職員は「せっかくだから」

と言い、別の職員は「名前も

書いた方がいい」と言っていました。


そこに「悪意」はなく、皆それは

良いことだと思っています。


その気持ちも分からなくは

ないのですが本人さんの気持ちは

どうでしょう・・・。


頼まれたので軽い気持ちで作ったものが

飾られる・・・。本格的に俳句を

やっている人ならば、人前に出すものは

何度も何度も詠み返し、作り直すはずです。


即興で作ったものを飾られてうれしいはずが

ありません・・・。


その証拠に顔では笑っていましたが

とても悲しい目をしていました。



・・・こんなことがありませんか・・・。


ちょっとした時間に塗り絵をしていただき、

塗り終わった後に名前を書いてもらい、

壁に貼るという光景・・・。


利用者さんは貼られることを了解して

塗り絵や名前を書いているのでしょうか?


自分が逆の立場ならどう思うでしょう・・・。



俳句の話に戻ります。


ほとぼりが冷めたのを見計らい、

いす男がそっと俳句を外しました。


そして本人さんに「外しておきましたよ」

と言うと「これで今夜安心して寝られる」

と言われました…。


本音が聞けたと思いました…。