今週も独り言を言います。
皆さんの施設ではライバルの
事業所はありますか?
群雄割拠の地区では利用者さんの
争奪合戦があると聞きます。
ライバルの事業所があると
新地開拓(新しい利用者さんを
増やすこと)が大切のように
思われがちですが、それ以上に
「ここにいる方(現在利用されている
利用者さん)」に末永く利用して
いただくこと(他の事業所に
変更されないこと)が重要だと
思います。
サービスが悪い、職員の態度が悪い
という「負」のイメージで
変更される場合を除き、しっかり
国のルールを守り、利用者さんに
誠実に対応していれば、変更される
ことは少ないかもしれません。
しかしどんなにいいサービス、
楽しい活動を行っていても事業所を
選ぶ権限は家族が握っていることも
少なくありません。
家族の不仲や認知症などでうまく
思いを伝えられないなどの理由で
利用者さんの声が反映されない
こともあります。
「家族を制すものは利用率を制す」
というのは大げさかもしれませんが、
そうではなくても家族から
「好感をもたれること」は
決してマイナスではないと思います。
ではどうしたら好感を持ってもらえるのか・・・。
①連絡帳を丁寧に書く・・・これも
大切なことですがまったく目を通して
いない方もいらっしゃいます。
②送迎時にあいさつをする・・・
これも当たり前といえば当たり前ですが、
送迎というのは大きなポイントです。
家族の方と直接顔を合わせる
チャンスですから・・・。
そこに「一工夫」することが重要と
考えます。
一工夫・・・?
もちろん言葉遣いや笑顔、身なりは
最低条件ですが、ここで重要なのは
「一声かける」ということです。
もちろん利用者さんの様子を
うかがったり、伝えたりすることは
当たり前ですが、ここで言うのは
「もう一言」です。中には家族と
しゃべるのが苦手な方もいるかも
しれません。
ただここで言う「もう一言」は
しゃべりのうまさなんて必要ありません。
極めて簡単な一言です。
「今日は暑いですね~」
ただそれだけ。
これなら言えそうですよね。
雨が降っていれば
「よく降りますね~」
と天気の状況をそのまま言うだけです。
ここまで読んでがっかりした人も
いると思いますが、これがほとんど
できていないのです。
この投げ掛けを繰り返していくと
家族からの「言葉」も返って
くるようになります。
こうなればしめたものです。
会話が少しずつ増えていき、
お互いの距離感が縮んで
いってることが実感できます。
「この人なら自分の親を安心して
任せられる」と思ってもらえる
はずです。
(もしかすると迎えの時間に少し
遅れたときも信頼関係ができて
いれば許してもらえるかもしれません)
言葉を交わすことで「信頼」と
いう貯金は増えます。
だまされたと思って一か月ほど
試してみてください。