今週も熱い思いを語ります。
どこの現場でも名前は違えど、
「レク係り」「感染予防委員会」
などの係りや委員会があると
思います。
いす男の現場にも各委員会が
あり、先日半年間の振り返る
アンケートがありました。
余暇活動推進委員会(レク係りの
名称)についてこんな意見がありました。
「集団で行う体操は、円にならなくても
可能ではないでしょうか?4時からの
レクのような感じで、ポイントごとに
スタッフが入れば、参加しない方、
理解が難しい方が目立たないし、
移動に関するリスクが減るのでは」
皆さんはどう思われましたか?
(補足説明・・・14時からフロアの
奥に椅子を設置し、参加者の方に
移動していただき、集団の体操を
50分、頭の体操を15分ほど行って
います。その後、テーブルに戻り、
おやつの時間となり、16時から20分ほど
その場で簡単なレクを行っています)
とても貴重な意見ですが、「突っ込み
どころ」もたくさんあります。
その場で行えば移動のリスクが
減るという意見について・・・
先日移動中に「転倒事故」があったので
このような意見が出たのでしょうが、
「体操の場所に移動する意味」が理解
されてません。
体操の時間となり、移動することで、
利用者の方は時間や気持ちの切り替え
(On・Off)をしてみえます。
また円になって座ることで今日参加
された方の顔を知ることや偶然隣の席に
なった方とのコミュニケーションも可能です。
自分で移動が難しい方は、体操の
移動がなければ、一日中限られた方向を
見て、同じ方としか交流ができません。
何より、移動することで「歩く機会」が
できます。
積極的に歩かれる方はいいのですが、
歩くことに積極的ではない方には
「歩く理由」が必要なのです。
リスクがあるから移動を制限するというのは
介護のプロとしては寂しい考え方です。
集団の体操も必ず全員参加では
ありません。毎回いす男が中心に
なっていますが、
「体操をやるから集まってください」
とは一言も言いません。
やりたい方が集まればいいのです。
他のスタッフが隣でレクや活動を
並行して行ってもいいのです。
そのほうが利用者さんとって14時からの
時間は「やりたいこと」を選択できます。
集団の体操を楽しみにしている方も
多いのですが、中には「体操しかないから」
「職員に誘われたから」と参加する方も
いらっしゃると思います。
なぜスタッフはほかの活動をしないのでしょうか??
声には出しませんが、スタッフサイドの
事情でいえば、体操に参加される方が
多いほうが、スタッフに余裕が生まれ、
「ほかの仕事(記録や洗濯、事務仕事)」が
できるからです。
参加しない方が離れた場所で一人、
マッサージチェアで寝ているのに
スタッフが背中を向けて熱心に
記録を書いているのもおかしな話です。
また「参加しない方」「理解が難しい方」を
目立たなくする・・・という考え方もおかしいです。
集団の体操を含め、いす男が中心になって
行うレク活動で「理解が難しい方」や
「耳の遠い方」に対するフォローが脆弱です。
フォローが必要な方はわかっているのに
フォローを怠っているように感じます。
車いすに乗っている一人の方の隣に、
フォローすることもなくただ座っている
スタッフもいます。
目立たなくする前に参加される多くの方が
理解できるフォローの体制を作らなければ
いけません。
さらに16時からのレクも半分以上は
いす男が中心になって行っていますが、
スタッフがポイントごとに入ってフォローして
いるとは言い難いです。