どうも・・・。車 いす男です。
本当は先週の「楽しいレクとは」の続きとして
レクの方法論について書こうと思いましたが、
もう少し、いす男のことを書いてもいいのでは
ないか・・・その方が今後の「なぜ」「どうして」
に対して理解をしてもらえるような気がします。
今後、日曜日の「熱い思いを語る」では現場に
対する疑問点がたくさん出てくると思います。
ぶっちゃければ、いす男の職場の問題点が
数多く出てくると思います。
そんな時、きっと読者の皆さんは「なぜいす男が
現場職員に問題提起しないのだ」「注意しない
のか」と思うと思います。
そこにはふか~い訳があるんです・・・・。
いす男がデイサービスで働き始めた頃、
現場では「体操」や「レクリエーション」を仕方が
なくやってる職員や嫌々やっている職員が多く
いました。
時間になっても始まらない体操・・・。「誰が中心に
なってやるのか」「今日のレクは何をやるのか」で
毎日もめていました。
新米でしたが、いす男はそんな雰囲気が嫌でした・・・。
だからある日思い切って「自分がやります!!」と
言い、以来、体操・レクを担当するようになりました。
いす男は頸椎損傷者です。下肢の障害だけではなく、
上肢にも障害があります。わかりやすくいうと腕の力が
弱く、指が動きません・・・。
そんな人間が偉そうに皆さんの前に出て体操をする
のですから滑稽です![]()
うまくできないこともたくさんあるのですが、一生懸命
やっていると利用者さんはもちろん、職員もみとめて
くれるようになりました。いつの間にか「体操の先生」と
呼ばれるようになっていました・・・![]()
しかしいいことばかりではありません。上肢の運動は
何とか自分でできますが、下肢の運動ではどうしても
他の職員さんの協力を借りなければいけません。
協力を求めた際に、気持ちよくやってくださる方、嫌々
やる方、姿が見えなくなる方いろいろいました。
そういった職員すべてを受け入れ、頭を下げては今日まで
進めていきました。本当はすべて自分が見本になれれば
いいのですが・・・そこが頸椎損傷者の悲しい性です![]()
それはレクでも、日頃の仕事でもそうです。「もうしわけ
ないけれど手を貸してほしい・・・」と言って協力を求めます。
それが結果として利用者さんの利益につながるのであれば
いす男は喜んで頭を下げ、代わりに「やって」もらいます。
中には露骨に嫌な顔をする職員もいます。
「できないくせに偉そうに指示するな」と言われたこともあります。
「いす男さんはすごい」と賞賛してくれた後輩職員に「車椅子に
乗ってるからすごく見えるんだ」と言った職員もいたそうです。
福祉の世界で働く人間としてどうか・・・と人間性を疑いたくなる
人もいますが、そういった人にも「お願い」はしなくてはいけません。
自分ができない以上、「お願い」をするしかないのです・・・。
いす男はいろんなことに気がつきます。職員の服装、態度、言葉使い、
仕事ぶり・・・。もっとこうしたほうがいいのに・・・と思うこともたくさん
あります。
でも何も言いません。それは12年経った今でも一緒です。
いす男は職場の管理者でも、リーダーでもありません。
注意したところで、素直に聞き入れる方ばかりでもなく、
それで人間関係がおかしくなり「お願い」を聞いてもらえないのでは
利用さんにとって不利益になります。
レクに対してもいいたいことはたくさんあります。だからここで
ストレスを発散させようとしているのかもしれません![]()
でもいす男にはレクに対する熱い思いと経験、技術、理論があります。
だからこのブログでそれらを残そう、外へと発信しようと思いました。
そんないろんな思いをひっくるめて、今後もお付き合いいただければ
幸いです。