昨日は携帯カメラで部屋の空気とテレビ電話をしましたのブログ
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このシリーズはルパート・マードックの事件を観察し、マスメディア、特に映像メディアの権力について考察していくものです。

イラク戦争の張本人とは誰か、彼はどの様にしてイラク戦争を起こしたかの概略は前回と前々回の記事に書いております。

知って欲しいのは、
マスコミ、特にテレビというのは、戦争も簡単に引き起こせてしまうということ。それぐらい社会にとっての影響力が大きいし、何気ないように見える報道や番組の裏には必ず何らかの意図が働いているということです。(もちろんその意図全てが政治的なものではありませんが)

なんか知ったかぶったやつが「マスコミはクソだ」「マスゴミ」と言うのはこの辺が理由でしょうね。
そういう人たちのなかにはテレビ(マスコミ)不要論者がいたりしますが、
私が彼らに聞きたいのは
「では誰が情報を獲得し、自分に提供してくれるのか?」(=取材力)とか
「いまの暮らしのなかにあるマスコミでなければできないエンターテインメントは全て排除できますか?」(=コンテンツ政策力)とかなんですが…

まぁテレビ(マスコミ)不要論者はそんなことを投げかけてもきちんと答えてはくれないところにいることも多いですからね(苦笑)

話が少し横にそれましたが、テレビの影響力の大きさは他のマスコミに比べても桁違いなものがあります。
特に就活のジャンルわけなどでよく使われるようですが、四大マスコミという言葉があります。放送、新聞、出版、広告がその中身なのですが、(私は広告は他の三つとは異質だと考えていますが)そのなかで最も影響力が高いのは間違いなくテレビでしょう。

その理由はテレビが大量発信大量受動のパッシブ(受動的)メディアだからです。

次回の記事はこの受動的という点について詳しく書いて行きたいと思います。