❲ウラン❳
[産出]
地殻が海水中に微量ながら広く分布している。
存在量はスズ(Sn)と同程度である。
現在までに知られているウランの70%はオーストラリア南部のオリンピックダム鉱山(南オーストラリア州)が世界最大とされる。
輸出量はカナダが世界最大である。
サスカチュワン州とアルバータ州にまたがるアサバスが堆積盆地で高品質のウランが産出されている。
他にウラン鉱山としてはユーラシア大陸ではカザフスタン、インド、アフリカ大陸ではコンゴ民主共和国、ニジェール、中央アフリカ共和国などがある。
日本では、岡山県・鳥取県の人形峠の鉱床が古くから知られている。
岐阜県土岐市の東濃鉱山も核燃料鉱床として採掘の対象になったことがある。
しかし、両者とも採算の合う埋蔵量ではなかったので、稼働しまないまま閉山となった。
〘国別の産出量〙
①カザフスタン 21,317トン 35.6%
②カナダ 8,999トン 15.4%  
③オーストラリア 6,991トン 12.0%

④ニジェール 4667トン 8.0%

⑤ナミビア 4,495トン 7.7%

⑥ロシア 2,782トン 4.9%

⑦ウズベキスタン 2,400トン 4.1%

⑧アメリカ合衆国 1,596トン 2.7%

⑨マラウイ 1,101トン 1.9%

⑩中国 1500トン 2.6%