前回に引き続き、一人息子の高校最後の囲碁大会の振り返りをしていきます。今回は午後の3回戦~最終局です。昼食を食べながら「今日の詰碁」を何とか解き、抽選箱に入れてきてから3回戦開始の知らせが来たので組み合わせを見て指定されたテーブルへ。今回は相手が7級と言うことで息子が2子置いての下手になりました。まずは手合いカードを交換してお互いの名前と学校を記入し、相手に返します。

その後、息子が黒石を2子置いて対局が始まりました。2子局は石を斜めに置いてスタートなので、黒番はタスキ戦法を取るか、もう1ヵ所の隅を取って3ヵ所を地合いにして戦うかの選択をしなければなりません。タスキ戦法は乱戦になるので、息子はタスキを避け、3ヵ所を地合いにする戦いを選びました。穏やかに進むかと思われましたが…。
相手が中央に進出してきたので一気に激しい戦いになりました。


終局して整地に入りました

上の終局図、息子が13-10にホウリコミしたところで白が投了しました。その二手前に息子が19-14のオキを出しました。実はこの一線のオキで白が死んでいるのです。逆に白がオイテいれば白地になり、微妙な勝負になっていました。この一線のオキとホウリコミの3目ナカデで白が地合いで勝ち目無しとなり、やむ無く投了となりました。息子は無傷の3連勝となり、まずは1級昇級が確定。9級から8級に。最終局で勝てば優勝となり、2級昇級となりますが…。何と最終局は事務局の先生が「プロの先生に指導碁を打ってもらいましょう」とおっしゃい、外柳五段か重川初段のどちらにお相手していただくか、息子の選択は…外柳五段でした。指導碁は不戦勝扱いになるので、息子の優勝が確定となりました。初のプロの指導碁にフワフワ気味の息子に最後まで集中して打つよう言い聞かせて送り出しました。手合いは9子局です。
囲碁教室でもずっと9子局で打ってきたので要領は得ているはずですが、やはりプロ相手となると勝手が違います。簡単にはやらせてくれません。中に入られ、分断されてかなり苦しい状態に。地をいかに広く確定できるかにかかってきました。

結局20目の大差をつけられて完敗。その後は外柳五段からどうしたら良かったかのアドバイスなどを受け、指導碁は終了し、息子の全対局が終了しました。閉会式では詰碁の解答と解説、抽選会が行われ、息子に囲碁センターで販売しているオリジナルクリアファイルが当たりました。その後、入賞者の表彰式が行われ、息子がBⅡクラス優勝の表彰を受けました。
一年生の新人戦からスタートした高校の囲碁大会、デビューした時は1勝しかできなかったのが二年生で2勝できるようになり、後一歩のところで昇級を逃したのが三年生になり、最後に全勝優勝という正に有終の美を飾ることができました。




帰る時にヒカルの碁スクールでお世話になった先生達から祝福いただき、高校卒業しても囲碁を続けていくよう言われていました。参加していた他の高校の生徒さんの一人とライン交換し、(以前囲碁センターの大会であたり、息子が完敗している。学年は一緒なので、卒業したら県外の大学に進学予定だそう。)大学の夏休みに里帰りすることがあるならまた打とうと話していました。将棋が嫌いになって囲碁に転向し、なかなか近い年齢の相手に恵まれず、実戦を積む機会が無いのにコロナや囲碁教室の席亭さんの不幸で追い討ちかけられましたが、ヒカルの碁スクールに通って、めぶき大会に出られたことで実戦を積み、ようやく開花した息子。次は段位獲得を目指して、まずは将来の地盤を確定させてからまた囲碁に打ち込んでもらいたいです。






